裏で繋がる「あまちゃんと半沢直樹」に共通点

「あまちゃん」「半沢直樹」いずれも高視聴率を維持しているドラマですが、ある共通点が存在するようです。

ユーロの行方 さん

433 PV

つんく、鈴木おさむ氏が語るあまちゃんの魅力

「このドラマについて語るなら、まず能年玲奈さん。ものすごく透明感があって可愛い! そしてどこか小動物のような愛らしさも感じる(笑)。見ている方がどんな年代であっても、それぞれの視点で思いを重ねられる魅力を持っていると思うんです。」

つんく♂氏

「このドラマには実にいろんなおもしろさが詰まっていて、小泉今日子さんや薬師丸ひろ子さんの役柄が、ご本人のリアルな人生とだぶったりもするんですよ。そのだぶらせ方の“巧みさ”もおもしろいです。」

鈴木おさむ氏

半沢直樹の魅力は?

「最も元気をくれる」のは主人公の半沢直樹で、男女とも70%を超えた。「半沢直樹を演じる堺雅人の眼力がすごい」(58歳・男性、自営業)、「上司にまっすぐに意見する半沢直樹は、自分にはできない生き方をしていて憧れる」(44歳・女性、派遣・アルバイト)

まずは、堺雅人の演技力が魅力との声

TBSの伊與田(いよだ)英徳プロデューサーによると、堺については以前の日曜劇場「南極大陸」での演技力に惹かれ、上戸は「現代風な奥さん」のイメージで選んだのだという。「専業主婦でもプライドを持ち、男性と同等かそれ以上に堂々と振る舞える女性像がぴったりでした」。

妻役上戸彩も好評の理由

共通点1「主役」に共感

 両方見ている人では、「どちらも主人公が逆境に立ち向かうところに感銘する」(67歳・男性、サラリーマン〈一般社員〉)という声があった。

共通点2:「際立つ悪役の存在」

センター分けのウエーブした髪に黒縁メガネ。脇を押さえるように腕を組む独特のポーズ。古田新太演じる太巻社長こと荒巻太一は、ヒロイン、アキ(能年玲奈)がアイドルとして羽ばたくのを邪魔する芸能界の大物プロデューサーだ。

半沢と対決する金融庁検査局主任検査官、黒崎駿一役の愛之助は、大阪出身の歌舞伎俳優。普段は甘いマスクで正統派の二枚目役が多い。だからこそ、黒崎役で見せる敵役の陰湿な怪演や、「あーら、久しぶりねえ」といったオネエ言葉に歌舞伎の愛之助ファンは驚いたに違いない。

古田新太と片岡愛之助は共に舞台出身という共通点も。

共通点3:「流行語」

かたや「じぇじぇじぇ」、かたや「倍返しだ!」が、早くも今年の流行語大賞候補

流行語を持っていることが、普及に一役買っているという見方も。

◆「あまちゃん」の名ゼリフ”じぇじぇじぇ”、22%が使ったことがあると回答
◆「半沢直樹」の名ゼリフ”倍返しだ!”、22.2%が使ったことがあると回答

さすがは、あまちゃんと半沢直樹、大衆の心をつかむ共通点があるようです。

これから「最終回に向けてどんな展開を見せるか」という共通点にも要注目ではないでしょうか?

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