①軽自動車税の見直し
車両の基本性能の保持に必要な最小限の規格として定められた軽自動車について、
小型自動車と比較した場合、登録制度の違いによる財産上の価値の違いや検査制度の違いは残るが、
価格面で接近していること、道路損傷負担金的性格から見た場合でも、車両重量にも大きな差異が
なくなってきていることなど、その差異が縮まっている現状にあり、排気量や燃費等、
環境損傷負担金的性格から考えた場合でも、両者の間にはかつてほど大きな差異は認められないと考えられる。
その上で、さらに下記のような点を考慮に入れれば、排気量及び規格に応じて定められている
軽自動車税の負担水準の適正化を検討すべきである。