ベッドスカート(ボトムカバー)とは、ベッドの足元にスッポリ被せて、ベッドをエレガントに、ゴージャスに演出するアイテムです。
ベッドスカート(ボトムカバー)は、ベッドのボトム(フレーム)の汚れ防止にもなります。
ホテルでは、基本的に土足で部屋に入りますよね。
ベッドのボトム(フレーム)は、足元ですので、靴が当たったり、大きなボストンバッグやスーツケース、キャリーなどが当たって汚れることも多々あります。
そこで、ベッドスカートをベッドに履かせていれば、もし汚れた場合も、ベッドスカートだけを外してクリーニングすれば済みます。
装飾・インテリアコーディネートという側面と、実用的な側面の両面からも、特に不特定多数の客を迎えるホテルでは、ベッドスカートは多用されているのです。
ボックスタイプのベッドスカートは、は最もシンプルな形
スリットタイプのベッドスカートは、割れ目(スリット)が入ったスッキリ型
プリーツタイプ(箱ヒダタイプ)のベッドスカートは、周囲にヒダの入った形
ベッドの「ボトム(マットレスを外した下のフレーム・台座)」部分に覆い掛けるだけ
← ベッドスカートを掛け終わったところ
ベッドスカートを掛け、この上にマットレスを載せます
ベッドの実際のサイズはメーカーや商品の種類によって異なります。
サイズの呼び名は、同じ「シングルサイズ」とか「ダブルサイズ」とかの呼称でも、メーカーやタイプによって、実際にはかなり差があります。
同じサイズの呼び名だからといって、安易にベッドスカートを購入してしまうと、ベッドスカートがベッドのサイズに合わず、窮屈で入らなかったり、逆にブカブカだったり、タケ(高さ)が寸足らずだっり、余ってしまったり・・・ということにもなりかねませんので、注意が必要です。
特に、上図③の「高さ」部分については、脚部も含めた高さが必要です。
(左図の矢印部分。「床からスカートを掛ける位置までの高さ」)
さらに、ベッドの種類の中には、ベッドの頭側に板状の「ヘッドボード」が固定されている場合が多々あります。
その場合、スカートの頭側は不要ということになります。頭側にもスカートがあると、綺麗に入らない場合があります。
なので、ベッドスカートは、「四方タイプ」か「三方タイプ」かの選択も必要です。
四方にスカートがある「四方タイプ」で
頭部分は無しの「三方タイプ」で
さらに、ベッドのタイプによっては、足元にも板状のボードが付いていたり、角に支柱があったり、出っ張りがあったり・・・
・・・マットレスが落とし込み(ハメ込み)タイプだったり、変形だったり・・・と、ホテルのベッドの様に、ベッドスカートをスッポリと被せられない仕様のベッドもあり、実際のベッドには色々なタイプがありますので、注意が必要です。
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