もののけ姫の物語から600年後、森は今も姫を必要としていた

のむー☆☆ さん

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 1997年に公開された、宮崎駿によるスタジオジブリの長編アニメーション映画作品 「もののけ姫」 は、森をけがす人間たちと、あらぶる神々との対立を背景として、オオカミに育てられた「もののけ姫」と呼ばれる少女サンとアシタカとの出会いを描いた大作で、世界中の人々の感動を呼んだ。

 今でもこの映画を愛してやまない人が数多く存在しており、英国ロンドンに住むそんなファン有志が、「ぜひこの作品の続編を作りたい。現在最も必要とされているのは、もののけ姫の存在のはず。」として、ファンフィルムを製作しようと試みている。

舞台は600年後、森は再び成長し、都市は再建された。だがしかし、そのバランスが崩れようとしている。都市で、自分の道を見失ってしまった1人の少女が、導かれるように森へ入って行った

その森は、かつて巨大なオオカミが支配していたといわれる神秘の森だった。

そこには、森の精霊たちが住んでいた。

精霊たちは、この少女こそが、新たなる混沌を救ってくれる救世主であることを確信する。

作品は、実写と3DCGをかけあわせたものだ。この映像は、トレーラー版で、本編を作るため、スタッフは、ネット上で資金を募る「Kickstarter」にて資金援助を呼び掛けている。

 この作品は、もののけ姫を愛する英語圏の人、そしてこの素晴らしい映画を世に送り出した日本のもののけ姫ファンの人に向けて作られているそうだ。

 資金援助額は29000英ポンド(461万円)で、公募は9月29日まで行われる。現在集まった資金は8235英ポンド(131万円)。サポーターは105名。1英ポンド(160円)から受け付けており、資金援助した額に応じて、作品をダウンロードできたりDVD版をもらえたりする。

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