三重少女殺害 笑顔でピースサインの遺影…同級生が涙の弔事

risapon9231 さん

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三重県朝日町で殺害され現金を奪われた同県四日市市の中学3年、寺輪博美さん(15)の告別式が1日、四日市市の斎場でしめやかに営まれた。遺族や同級生ら約300人が悲しみに包まれ別れを告げた。

告別式は午後1時半から営まれ、中学生らは保護者らが運転する車で次々と訪れた。寺輪さんが通う朝明中の生徒だけでなく、他校の中学生らも多く参列。突然、襲った悲しみに肩を落とし伏し目がちに斎場に入った。

 参列者によると、式場に笑顔でピースサインをする制服姿の寺輪さんの遺影が飾られ、同級生代表の女子生徒2人が泣きながら弔辞を読んだ。父、悟さん(45)ら家族の落胆は大きく、式のあとも席を立たずにうなだれていたという。参列した同級生の父親(53)は「突然で何も言えない。現場近くに多くの小中学校があるので、早く犯人を逮捕して」と訴えていた。

 遺体が発見された朝日町埋縄の空き地には、近所の人たちの花束などが供えられた。木製の小さな仏像なども供えられ、手をあわせる通行人の姿もみられた。

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