そんな大野はグループアイドル界の「憧れのリーダー像」でもあるようだ。今発売されている『クイック・ジャパン』(太田出版)Vol.109では、「嵐さんみたいな存在になりたい」とビジョンを掲げるももいろクローバーZの百田夏菜子が、実際に大野と対談。そこで大野は独自のリーダー論を説いているのだ。
といっても、さすがはじゃんけんでリーダーに決まった経緯を持つ大野。リーダーとして苦労した点を聞かれても、「僕ね、ないんですよ」「もともと、あんまりまとめたりできないタイプだし、リーダーもあんまりやりたくないし」と、初っぱなから消極的な姿勢であることを強調し、「好きじゃなきゃできないでしょ。仕切るとか、まとめるとか。だから、無理してやらなくていいと思うよ」とアドバイス。“リーダーに向いていない”と自認する百田にとっては、大野はまさしく同じタイプだったようだ。