真っ赤な色を出したいときは、葉の裏などから光に透けた状態で撮ると良いですよ。
あと、どういう構図で撮っていいかわからない！という場合は、三分割法で紅葉部分と青空や緑などを配置して撮ると収まりが良いかも。

ベストな光の状態は、夕方のやわらかい日の差す時間帯。少しオレンジ色を帯びた太陽光が紅葉の色をよりいっそう色づけます。

雨の日もよい写真を撮るチャンスです。雨の中では光がよりフラットになり、色もさらに落ち着いてきます。葉についたホコリが洗い落とされて、美しさも増します。

ホワイトバランスは、晴天より曇天や日陰にセットした方が赤っぽく写るということも頭に入れておくといい。

紅葉の撮影では、色や明るさ、構図が撮影上のポイントになるので、実はこれといって難しいテクニックはありません。ただ、撮影するシーンや光線状態などに合わせ、紅葉の色や写真の明るさを調整するために、こまめな露出補正が有効です。