グラッシュビスタは、まつ毛の育毛治療に使われる医薬品で、効果が認められていますが、いくつかの危険性や副作用も報告されています。以下に主なものを挙げます。
1. 目の副作用
かゆみや赤み: 使用部位の目元にかゆみや赤みが生じることがあります。これらは軽度で一時的なことが多いですが、症状が続く場合は使用を中止し、医師に相談する必要があります。
色素沈着: まつ毛の根元やまぶたの皮膚が茶色く色素沈着することがあります。色素沈着は使用を中止しても残ることがあります。
2. 眼圧の低下
グラッシュビスタの有効成分ビマトプロストは、もともと緑内障の治療に使われる薬であり、眼圧を低下させる作用があります。健康な人が使用する場合、眼圧が過度に下がるリスクがあります。
3. 角膜の色素沈着
稀に角膜に色素沈着が起こることがあります。これにより、視覚に影響を与える可能性があるため、定期的な眼科検診が推奨されます。
4. まつ毛の異常成長
まつ毛が不均一に成長したり、思わぬ場所に毛が生えたりすることがあります。また、まつ毛が異常に長くなることもありますが、この場合、見た目の不自然さや目への刺激になることがあります。
5. アレルギー反応
アレルギー体質の方が使用すると、アレルギー反応が出る可能性があります。症状としては、目の腫れや発疹などが考えられます。
6. その他のリスク
使用部位以外に薬液が付着すると、顔の他の部位にも毛が生えてくる可能性があります。また、誤って目に直接入った場合には視覚に影響を与えるリスクがあります。