皮脂腺を縮小して、皮脂分泌を抑制
イソトレチノインは、皮脂腺を縮小(退縮)させる作用があり、その結果、ニキビの原因である皮脂分泌を抑制します。皮脂の分泌量が減ることで、アクネ菌などニキビの原因菌が定着できなくなるため、炎症の進行を防ぎ止めることができます。
細胞を正常化して、毛穴詰まりを解消
イソトレチノインは、毛穴の詰まり(角化異常)を改善して、正常に整える効果があります。皮脂が毛穴に停滞するのを解消するため、アクネ菌の増殖も抑えられ、アクネ菌が引き起こしていた炎症も沈静されます。
抗炎症作用により、ニキビの赤みを緩和
アクネ菌が増殖すると、皮膚内部ではアクネ菌を排除しようと免疫反応が働くため、炎症が起こります。ニキビの炎症がひどい皮膚は、この免疫反応が過度に働いてしまっています。
イソトレチノインは、免疫反応を正常化する作用があり、免疫反応を抑えることでニキビの炎症を緩和してくれます。