万一に備えて加入する保険。勿論、万一の事件が起きないに越したことはない。保険料を支払っても無駄になってきたというケースは多いでしょう。
しかし、支払ってきた保険料で、資産運用ができたら、どう思いますか？最近、資産運用を行う人々が増えてきました。現在はニュース番組でも資産運用についての話題で持ち切りですよね。
資産運用の代わりにもなる死亡保険、メットライフ生命「ウェルスデザイン」についてまとめます。

ウェルスデザインは、メットライフ生命から販売されている死亡保険です。
「米ドル建ての一時払い終身保険」ですので、
契約時に保険料を一括で払い込み、米国ドルで運用する保険のことです。

死亡時には死亡保険金が受け取れ、残された遺族に資産を残すことができます。
保険期間は一生涯ですので、期限が「何歳まで」という限定的な保険ではありません。

終身保険は、被保険者が死亡した際に、保険金を受け取れるというものです。
保険金の受取の際には、元本よりも大きくなることが多いのが特徴ですので、資産運用としての一面もあります。

ウェルスデザインは、ドル建て一時払い終身保険ですので、預かった保険料を保険会社がアメリカの債券で運用します。
アメリカの債券は日本の債券や預金金利などと比べて高金利ですので、資産が増えやすい仕組みになっています。

また、現金で資産を遺族に残すと、相続税が課税されます。
現金として資産をそのまま残すのではなく、死亡保険に加入して現金を残した方が相続税の負担を減らせる可能性があることも、重要な点でしょう。

設立　：　1972年12月11日（ 営業開始：1973年2月1日）
本社所在地　：　東京都千代田区紀尾井町1番3号
代表者　：　代表執行役 会長 社長 最高経営責任者 ディルク・オステイン
資本金（資本準備金を含む）　：　2,226億円（2023年3月31日時点）
従業員数　：　8,478名（2023年3月31日時点）

メットライフ生命は、アメリカ合衆国の生命保険会社であるメットライフの日本法人です。
親会社のメットライフ（MetLife、メトロポリタンライフ生命保険会社）は、アメリカ合衆国最大の生命保険会社のひとつです。
参考：https://www.americakabu.com/entry/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E4%BF%9D%E9%99%BA%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E7%B7%8F%E8%B3%87%E7%94%A3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0

日本の外資系生命保険会社の第1号で、日本でも40年の歴史があります。
約5,000名のコンサルタント社員、約10,500店の保険代理店、テレビや新聞広告等を媒介とする通信販売、102の銀行や信用金庫等を通じた金融機関による販売の4つにチャネルが分かれ、販売を行っている大きな保険会社です。

ウェルスデザインの告知項目は、
①「公的介護保険制度における要介護・要支援認定の申請歴」
②「認知症または軽度認知障害の診断」
の有無のみで、大変敷居が低い保険になっています。

通常、 身長・体重・職業・年収・他社の保険加入状況、健康状態などが保険加入時にはなど、告知項目を申告する必要があります。

これは、初めから健康状態の良くない方だったり、危険度の高い職業に従事している方が無条件で契約できてしまうと、
保険会社にとって不利になりますし、また、保険の公正性がなくなってしまうためとされています。

一時払の費用は、基準利率・契約年齢・性別などによって異なってきます。
一律ではありません。
一時支払いの費用をまとめます。

ウェルスデザインの利率はも、年齢・性別・基準利率保証期間によって異なるので、一律ではありません。
利率をまとめます。

ドル建ての死亡保険のメリットとして、日本円よりも米ドルの方が金利が高く、資産が増える可能性が高いことです。

しかし、日本円と米国ドルの間には為替レートが存在しています。
円高・円安のいかんによっては、加入時の一時支払い元本よりも資産価値が低くなる可能性も存在しています。

外貨建て保険は、加入時のレートに注意して、加入することをおすすめします。