ウレタン防水のメリット・デメリット

ウレタン防水のメリット・デメリットのまとめ
今のシェアはどのくらいあるのか?

FC2USER526647ZMO さん

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ウレタン防水は液体状のウレタン樹脂を塗り固めて防水層を作る方法です。

防水工事の中では最もポピュラーな工法となり、2023年の一般社団法人 防水材協会が公表のデータによると市場シェア全体の31.3%がウレタン防水となっています。

ウレタン防水は、2023年で最も市場シェアの大きい工法です。
屋上防水、ベランダ・バルコニー・陸屋根など様々なところで採用されている工法になります。

ウレタン防水のデメリットは下記の3つです。

・職人の腕により仕上がりに差が出る
・仕上がりによっては劣化が早まる
・天候に左右されやすい

ウレタン樹脂材を塗っていく際に重要なのが、ムラなく均一に塗る技術と経験です。そのため、未熟な作業者が施工した場合、表面が凸凹になり水が溜まりやすくなるというデメリットがあります。
ウレタン防水はウレタン樹脂材を塗ってから乾燥させる工程があるので、雨が振ってしまうとその間は作業が進みません。天候によって工期が伸びる可能性があることもデメリットと言えるでしょう。

大きく膨れております。防水層が完璧に浮き上がっている状態です。元々はシート防水に保護モルタルで仕上げてある仕様でしたが、雨漏りが発生したために防水業者に依頼して新しく防水層を設けたそうです。既存の表面はウレタン防水となっておりますが、膨れているところを見ると失敗だったいうことになります。決してウレタン防水が悪い訳ではありません。ウレタン防水の施工方法に問題があったと思われます。現状を申しますと、元々のシート防水に保護モルタルで仕上げてあるときに雨漏りしたのは、シート防水が破れてしまったことにあり、その上に施したウレタン防水もこのような状態になってしまったことで、雨水を床で防ぎきることが出来ずにそのまま天井材まで流れてしまっているという状態です。

ウレタン防水は手抜き工事が多いのもデメリット

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