野球拳(やきゅうけん)とは、歌い踊りながらじゃんけんをする宴会芸・郷土芸能である。
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「本物の野球拳を皆さんに知っていただきたくて、私どもは教えているんですけどもねぇ。」
「プレイボール」
我々がこのために用意した女性に参加していただいた。
【補足トリビア】
①本家の野球拳は大正13年に生まれ、約80年の歴史がある。
②高松で開催された実業団野球大会で完敗した伊予鉄道電気野球部が、試合では負けたが夜の宴会のかくし芸では負けられないと考案されたのが野球拳の始まりである。
③野球拳は毎年松山城で全国大会が開かれ、昭和44年からすでに34回行われている。2002年の大会では60チーム180名が参加した大きな大会である。
知名度が上がっていく中、一部にはじゃんけんに負けた際の罰ゲームとして酒を飲んだり服を脱いだりするといった例も見られた。それらに心を痛めた俳人の富田狸通(伊予鉄出身で前田の後輩にあたる)は、昭和40年代、本来の野球拳を伝えようと前田を宗家とする家元制度を作り、富田がその初代家元として野球拳普及に努め、前田作の1番の歌詞に加え、2~4番の歌詞作成を行った。
「野球拳」は愛媛松山発祥の郷土芸能です。毎年4月に「松山春まつり 野球拳全国大会」と、8月に「松山まつり 野球拳おどり」が開催されます。
「野球拳」は愛媛松山発祥の郷土芸能です。毎年4月に「松山春まつり 野球拳全国大会」と、8月に「松山まつり 野球拳おどり」が開催されます。
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