男と間違えられ殺されそうになった清少納言は自分から股間を丸出し女ということを証明しました。
シェアする
時は寛仁元年(1017)、清少納言は朝廷での勤めを引退し出家して尼となり、兄の清原致信の家に身を寄せていた。
【補足トリビア】
①寛仁元年(1017)、兄・清原致信を殺すため暗殺者が襲ってきた際、尼の格好の清少納言は僧の姿をした男の兵士と間違われ、殺されそうになった。
②イラストを描いていただいた弓月光先生は、現在集英社「ビジネスジャンプ」にて「甘い生活」を連載するなど、第一線で活躍中である。
この危機に扮した清少納言は、自身の身を守るためにとんでもない行動に出る。そう、股間を丸出しにして、自分が女性だということを一行に証明したのだ!
頭を丸めている上、お坊さんの格好というとゆるりとした着物で、女性であっても体型がよくわからない。僧兵と勘違いされても仕方がない状況だったのだ。
兄・清原致信が源頼親に討たれた際、巻き添えにされそうになって陰部を示し女性であることを証明したという話がある。
- 1