トイレのつまり!解消法は?

FC2USER599800CBV さん

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トイレのつまり

トイレつまりが起こると現れる様々な症状。それらは、トイレのトラブルを未然に防ぐために役立つサインになってくれます。

つまりが起こる前は想像しにくいですが、「トイレがつまってからだと、汚物を触ることになる」可能性が高くなります。

もしも、下記のような症状が出ていたら、自分でつまりの除去作業をした方がいいでしょう。


【つまりの症状】
1.水を流したあと水位が高くなって徐々に下がる
2.タンクから水がちょっとしか出ない
3.水を流したあとに「ゴボゴボゴポゴポ」音がする

「水を流した直後は水位が高いけど、10分くらいしたらスゥ~ッと水がひいていく」

これが、「自然に起こる」トイレつまりで多い症状です。トイレ便器の奥や、下水が流れていく排水管の途中で異物が詰まって水の流れを止めている可能性があります。

水の勢いが弱いと、「トイレで大をしたのに、小の水で流す」ような状態になり、排泄物がしっかりと流れなくなります。

この状態を放置すると、排水管の途中でトイレットペーパーや便がつまって水が流れなくなってしまいますので、タンク内の調整を行いましょう。

ゴボゴボと音がしながらも水が流れている場合は、完璧につまっているわけではありませんが放置しておくと急に水が流れなくなったりします。

自然に治る条件

トイレのつまりが自然に治るには、つまりの原因との関係があります。つまりの原因が水に溶ける物の場合は、時間の経過とともに自然に治ることがあります。

例えば、トイレットペーパーや排泄物が原因なら、徐々に水に溶けてほぐれていくとともにつまりは治ります。

つまりの原因が水に溶ける物で、つまっている量が少ない場合も自然に治ります。

水に溶けるものでもトイレのお掃除シートは、トイレットペーパーよりも水に溶けにくく、なおかつ1枚ずつ流すため、少量でもつまることがあり少量なので自然につまりが治るケースがあります。

そのほか、排泄物などが原因でも引っかかり具合によって少量でもつまることがあり、その場合も同様に時間の経過とともにつまりは治ります。

自然には治らない条件

スマホや子どものおもちゃなどの異物を落としたときは、異物を取り出さない限りつまりは治りません。

排水管のどの部分に引っかかるかにもよりますが、便器の排水口から手を入れて取れない部分まで入り込んでしまった場合は、大がかりな修理になることもあるでしょう。

ヘアピンやボールペンなど小型のものでも自然に治る可能性は低いので注意が必要です。

赤ちゃんや介護用の吸水性のあるオムツやシート類は、トイレに流してしまうとトイレ内の水を吸ってどんどん膨らんでいきます。

水分吸収能力が優れているだけに、トイレ内でのつまりは重度になりやすい傾向があるので注意が必要です。

自然に治るつまりの原因であるトイレットペーパーや排泄物でも、大量になると自然に治らない程度までしっかりつまります。

水分がつまりの深部まで入り込めない状態になると、自力で治すことも難しくなるため、子どものいたずらや故意に大量の排泄物を流さずに溜めるようなことは避けるのが無難です。

重曹と酢(クエン酸)を混ぜると炭酸ガスの泡が発生します。この炭酸ガスと50度程度のお湯を併用すると、より効果的につまりを解消できます。

ポイントは、重曹と酢(クエン酸)の比率を1:2にすることです。重曹と酢(クエン酸)が多すぎると便器から泡が溢れるため、重曹は計量カップ1/4、酢(クエン酸)は計量カップ1/2程度を使いましょう。また、換気を行うことも重要です。

まず、重曹を便器の排水口の水に入れ、次に酢(クエン酸)を入れます。泡が立ち始めたら50度程度のお湯を入れ、1時間ほど放置します。
この方法で解消できるのは、排泄物やトイレットペーパーなどが原因のつまり症状で、スマホなどの固形物やおむつによるつまりは解消できません。

ラバーカップ(すっぽん)が家にある場合は、ラバーカップを使ったほうがすぐにつまりを直すことができます。

知っている方もいらっしゃると思いますが、ラバーカップは「つまりを引き上げる」ために使います。

まず、スッポンを使っている時に便器の水が飛び散らないように、ゴミ袋などのビニール袋の真ん中に穴を開けて、スッポンを通しておきましょう。
便器の上の方まで水が上がってきている場合は、給油ポンプやひしゃくなどで水をくみ出しておきます。水が上がってきている状態でスッポンを使うと、水が溢れてしまうので注意しましょう。

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