日本の漫画家・アニメ監督・医師。勲等は勲三等。学位は医学博士(奈良県立医科大学・1961年)。本名:手塚 治(読み同じ)。
「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」など、その生涯で700を超える作品を送り出し、日本の文化に多大なる功績を残した、日本漫画界の巨匠である。
「宇宙船艦ヤマト」などで知られる漫画界の巨匠である。
生前の手塚治虫と共同監督をしていた宇井孝司さんに聞いてみた。
「はい、確かに手塚治虫先生はチョコレートうどんを松本零士先生食べさせたことがあると聞いています。」
Q.手塚治虫にチョコレートうどんを食べさせられた?
「はい。食べた本人が言うんですから間違いないです。」
Q.いつ食べさせられた?
「下宿探しに行ったんですよ。上京した時に旅館に泊まっていたら、(手塚治虫に)旅館代がもったいないから家に来ないかと言われたんですね。しかもチョコレートうどんまで食わせてもらえたわけです。それは非常にいい思い出として自分の中に残っていますね。」
確かに手塚治虫は松本零士にチョコレートうどんを食べさせていた。
こちらが手塚治虫が松本零士に食べさせたチョコレートうどんである。
「カレーうどんのつもりで食べるわけ。・・・これとんでもない味になるな。思い出した、この味だ。」
Q.イタズラだと知っていましたか?
「・・・・・・」
松本零士は手塚治虫に一杯食わされていた。
【補足トリビア】
①手塚先生のアシスタントに「嫌だったら食べなくてもいい」と言われ、『ダマされているのか』とも考えたが、手塚先生がチョコレートも大好きなことも知っていたので、『手塚先生ならいつも食べているのでは』と思いペロリと平らげた。
②味はおいしかった記憶があり、当時は貧乏で食べ物であれば何でも食べていたので、手塚先生には感謝しているとのこと。
③いたずら好きな手塚治虫先生は、トイレのスリッパにかりんとうを置いて人の反応を楽しんだりもした。
④手塚治虫は「チョコレートを買ってこないと原稿を書かない」と、編集者に夜中に買いに行かせたこともあった。
日本の漫画家。本名:松本 晟(まつもと あきら)。代表作に『男おいどん』『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』など。
『銀河鉄道999』で知られる松本零士先生が上京して間もない頃、手塚先生の家に泊まった際、『チョコレートうどん』を食べさせてもらったことがあるそうなんです。
しかし、この『チョコレートうどん』は手塚先生の好物というわけでなく、あくまで松本零士先生へのちょっとしたイタズラだったんだとか。
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