使いたい時だけ、本格的なカメラを借りられるのが「カメラレンタルサービス」。
一眼レフやビデオカメラ、GoProや水中カメラなど、さまざまなカメラを借りられる「カメラレンタルサービス」。旅行用はもちろん、最新モデルのお試しをしたいときにも便利です。
そのお手軽さと、高価なカメラを買う前に一度試せるという魅力から、近年需要が高まっています。そんなカメラレンタルサービスですが、細かな内容が異なる様々なサービスがあるので、どれを利用するか迷ってしまうかもしれません。
ひとくちにカメラレンタルといっても、借りられるカメラは一眼レフカメラ・水中カメラ・360度カメラなどさまざま。サービスによって取扱うメーカーやモデルも異なります。まずは、自分の用途にあわせたカメラを借りられるか確認しましょう。
カメラレンタルサービスの受け渡し方法には、主に2種類あります。
宅配便で自宅に配送
店頭渡し
カメラレンタルサービスの多くはレンタル品を宅配便で自宅に配送になります。
店頭渡しを行っているのは、比較表で「店舗での即日レンタル」を実施しているサービスと、参考例として末尾に紹介している富士フイルムのトライアルサービスです。
宅配便利用の場合、返却方法を確認しておくことが大切です。返却が遅くなると延滞料金が掛かってしまいますので、返却期限の日時とその方法を確認しておきましょう。
レンタル商品のため、破損や故障が不安で使用中に気が抜けないのはデメリットといえます。
うっかり壊してしまっても、自分で購入した機材であれば問題ありません。一方で、壊してしまったのがレンタルしたカメラ機材の場合、修理費の負担が必要になることもあります。サービスを利用する前に、修理費の負担や免責上限額の有無など、商品の保証について確認しておきましょう。
紛失・盗難の保証を完備していたり、故障・破損時の免責上限額が設けられたりしているカメラレンタルサービスがオススメです。
カメラレンタルサービスの料金は、予算内に収まるかもチェックしておきたい項目です。何をどれくらいの期間レンタルするといくらなのか、事前に確認しておきましょう。
加えて、イベントの中止や延期などに際にキャンセルができるか、予定通りに返却できないときの延滞料についてもチェックしておきましょう。
カメラレンタルサービスのキャンセル料規定には、主に3パターンあります。
レンタル品の発送前であれば無料で注文を取り消しできるレンタルサービス
発送前の解約でも料金の数十パーセントのキャンセル料がかかるレンタルサービス
いつでも無料で解約できるサブスクサービス
カメラレンタルサービスは、発送前ならキャンセル料がかからないサービスが中心になっていますが、中には「発送前の解約でも料金の数十パーセントをキャンセル料として請求」するところもあります。キャンセル料のかかるサービスを利用するときは、より慎重な検討が必要です。
「カメラを勢いで購入したけど、自分のレベルに合っていないモデルを選んでしまって後悔している……」「欲しいと思っていたレンズだったけど、実際に使用してみると、実は使い勝手が悪いことが分かった…」
このように、前もって試すことなくカメラ機材を購入して、後悔したことがある方もいるでしょう。カメラレンタルサービスを利用すれば、本当に購入するべきか否か、しっかりと判断できます。
ただ機材のスペックを見るだけではなく、実際に自分が撮影したい被写体・シーンで撮影してみることで、使いやすさや機材の良し悪しなどを発見できます。
「普段はスマートフォンのカメラで十分だけど、子供の学校行事や旅行の時だけ画質の良い本格的なカメラを使いたい」「カメラマンとしての仕事で、いつもとは異なる被写体の撮影があるから、一時的に、最適なレンズを使いたい」
上記のような場面で、カメラレンタルサービスが活躍します。購入するつもりはなく、一時的にカメラ機材を必要とする場合は、レンタルするのが最適です。
また、カメラレンタルサービスによってレンタル期間は異なるので、借りたい日数に合わせてサービスを選ぶのがオススメです。
カメラレンタルサービスを利用するメリットとして、それぞれのカメラの購入金額の1/10以下の料金でレンタルできることが挙げられます。
カメラによっては1泊2日からレンタルできるケースもあるので、ピンポイントに使いたい方にもぴったりでしょう。
また、最新モデルの取り扱いがあれば借りて試すこともできます。一眼レフを始めたいけどいきなり買うのはちょっと…という方にも手軽に手にできることがメリットです。
カメラのレンタルサービスを使うと、ネットでレンタルを予約をして、指定した日にカメラを自宅に届けてもらうことができます。
自宅の他に、ホテルや空港、コンビニ、店頭などで受け取れるサービスもあります。
カメラレンタルサービスのレンタル期間は、1日から月額制などさまざまな期間があります。
レンタル料金が1日ごと加算されるプランだと、長期的なレンタルになるほど利用料金がかさみ、トータル的にカメラを買うより損をする可能性があります。
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