「Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)」2022年6月3日号に発表された報告によると、米国でのサル痘の感染症例は、ゲイやバイセクシュアルの男性、または男性とセックスする男性(MSM)に集中しており、皮膚と皮膚の密接な接触によりウイルスが伝播した可能性が示唆されたという。
報告書の共著者の一人である、米疾病対策センター(CDC)のDivision of Global Migration and QuarantineのJennifer McQuiston氏は、「感染者のほとんどは、発症前21日間に海外旅行に出かけたことを報告している。また、MMWRが調査した患者の大半はMSMであることが確認されている」と話す。