【見ておきたい】失敗談などアフターピルに関するあれこれまとめ

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アフターピル

アフターピルを別の言葉に置き換えると緊急避妊薬とも言います。

避妊対策を怠っていて、性行為をした場合、緊急的な避妊対策としてアフターピルを活用することができます。

アフターピルは黄体ホルモンと呼ばれる女性ホルモンの一種を主な成分とし、服用することで緊急的に妊娠を防ぐことが可能なお薬です。

無防備な性行為から服用時間が早ければ早いほど高い効果が期待でき、時間が経つにつれて効果は低下しますが、最近は120時間以内でも高い避妊効果が期待できる最新のアフターピルもあります。

内服すると排卵を止める、もしくはタイミングを遅らせることができるため、妊娠を防ぐのに効果があるとされています。妊娠前に防止するための薬なので、中絶とは異なると定義されています。
他の避妊方法に失敗したり、性暴力の被害にあった時に有効な避妊方法です。

アフターピルにはさまざまな種類がありますが、もっともメジャーなのがノルレボとエラワンの2種類です。

失敗談1:服用するタイミングを逃した

「アフターピルを服用したのに妊娠してしまった」失敗談として、よくある失敗の原因は、妊娠リスクのある性交後からアフターピルの服用までの時間が長かったことです。

アフターピルには避妊効果のある時間が定められています。また、避妊失敗から服用までの時間がたつほど、避妊率は下がります。

例として、金曜に避妊に失敗した場合、土日に婦人科系のクリニックが休みだと、受診する日は避妊に失敗してから3日目にあたる月曜日です。アフターピルのノルレボは72時間以内の服用が必要なため、このケースだと避妊効果のある時間内に服用できない恐れがあります。避妊効果のある時間を過ぎると、当然ですが期待する避妊効果を得られないため、避妊に失敗し望まない妊娠をしてしまうことがあるのです。

アフターピル(緊急避妊薬)の種類によって経過時間別の避妊効果には違いがありますが、エラワン以外のピルのほとんどが避妊効果を保証できる条件として72時間以内の服用を規定しています。

もし避妊に失敗した性交後72時間が過ぎてしまっているという場合には、必ず医師に相談するようにしましょう。

失敗談2:副作用に苦しんだ

アフターピルは副作用がある薬のため、「アフターピルを服用後に嘔吐してしまった」という失敗談もあります。服用から2時間以内に吐いてしまった場合は、避妊効果を十分に得られません。

「ヤッペ法」という1970年代に発表された中用量ピルを使った避妊法は、副作用がとくに強くあらわれます。約50%の方に吐き気が現れ、14.8%の方が嘔吐したという報告があります。

アフターピルのひとつであるノルレボの副作用は、ヤッペ法と比べると少なく3.6%の方が胸のむかつきを感じているようですが、嘔吐した例はほとんどないようです。

とはいえ、アフターピルはお薬なので、副作用が出る方もいます。

もしも吐くことが心配な方は、あらかじめ医師に相談して吐き気止めを処方してもらうとよいでしょう。もし嘔吐してしまった場合は、すぐにクリニックまで相談してください。

失敗談3:服用後に避妊せずに性交

アフターピル服用後、約80%の方が5日間以上避妊効果が続くとされています。

アフターピルの効果により5~7日間は排卵がなくなるため妊娠する可能性は低いと言われていますが、もちろん妊娠する可能性もあります。

排卵が遅れることもあるため避妊の成功がしっかりと確認できるまで、性行為は控えるか適切な避妊を行うことが大切です。

アフターピルは服用後の性行為に対して避妊効果を保証するものではありません。

次の生理がくるまでは性行為を避けるようにしましょう。

アフターピルの入手方法

アフターピルは緊急避妊薬として知られており、「これを手軽に入手できるにはどうすれば良いのか」と探し求める女性も多いです。

しかし、残念ながらアフターピルを薬局やドラッグストアで購入することは、現時点では「不可」となっています。その理由は、アフターピルが医療用の医薬品に分類されているからです。

しかし、婦人科系の病院やクリニックを受診して、専門医による処方箋があれば購入できる場合もあります。

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