プロゲーマーとは、ゲームの大会などに出場して賞金や報酬を得る者、職業としてのゲーマーのこと。
狭義ではコンピューターゲームに限定され使われる。eスポーツという用語が誕生してからは、eスポーツプレイヤー(eSports player)、eスポーツアスリート(eSports athlete)と呼称されることもある。広義ではゲーム全般に使われるが、プロフェッショナルスポーツに分類されるジャンルや、囲碁、将棋、チェス、麻雀の選手は一般的にプロゲーマーとは呼ばれない。
プレーヤーのうちプロとして活躍するプレーヤーのことをプロゲーマーと呼び、eスポーツという呼び方とジャンルが誕生してからは、eスポーツプレイヤー、eスポーツアスリートなどと呼ぶこともあるeスポーツにおける花形と言える職業です。
eスポーツとは、エレクトロニックスポーツの略でPCゲームやコンシューマーゲーム、スマホゲームなどを用いて勝敗を争う競技です。競技人口だけでも1億人を超え、ヨーロッパ、アメリカ、中国、韓国などの国を中心に世界的な盛り上がりを見せています。日本でも話題に上がることが多く、マクロミル社の2018年度の認知度調査ではeスポーツの認知度は64%と非常に高い結果でした。
eスポーツ大会も活発に開催されており、Dota2「The International 2019」では賞金総額がなんと約36億円と発表されるなど、市場の急成長に世界中が注目しています。
プロゲーマーは、ゲーム会社やその他の関連企業がスポンサーになって生活を保証してもらえるほか、海外の大会に参加する上で必要なビデオカード、ヘッドセット、マウス、マウスパッドなどの機材の提供を受けて活動する人が多いです。
主なプロゲーマーの仕事内容は、大会やプロリーグへの出場、ゲームイベントや関連番組への出演が挙げられ、自分自身が広告塔のような存在として商品を宣伝することもあります。
特に、プロリーグや大会への出場はプロゲーマーとしての真価を問われるため、技術や連携プレーなど日ごろの練習の成果を発揮して結果を出すことが重要です。
また、プロゲーマーによっては実践を後輩にゆずり、大会やeスポーツ関連番組などでゲームの解説をすることもあります。
視聴者向けに技やアイテム、連携プレーにより何が起きたかをわかりやすく説明することで、その技術力の高さやすごさ、難易度、興奮度などを伝える仕事です。
世界的にも有名な大会なら、オンライン上に視聴者が世界中から集まることもあり、注目度の高いステージで活躍することも珍しくありません。
プロゲーマーの平均年収については、正式なデータはありませんが、賞金額などから、468万円程度と考えられています。
もちろん、これは平均値ですから、ほとんどのプロゲーマーがサラリーマン並みの収入を得ているというわけではありません。
ただ、プロゲーマーとして第一線で活躍することで、2,000万円を目指し、最終的には世界の壁を突破して1億円を超えることができる、夢のある職業と言えます。
プロゲーマーの年収は、大会で優勝したときにもらえる賞金によって決まります。賞金額は大会ごとに異なりますが、200万円から600万円程度が多いようです。
一流のプロゲーマーが集まる大会では、1000万円を超える賞金が出ることもありますが、非常に稀です。プロゲーマーは、収入の格差が大きいといわれています。
知名度の高いトッププロゲーマーは、他のプロゲーマーに比べて1,000万円以上収入が多いことも珍しくありません。
また、プロゲーマーは大会で優勝しないとまとまった収入を得られないため、収入が不安定です。プロゲーマーとして生計を立てられる方は、ほんの一握りです。
プロのゲームプレイヤーの平均月収は30万円程度と考えられますが、実際にはプレイヤーによって差があります。年収数千万円のプレイヤーもいれば、年収100万円に満たないプレイヤーもいます。
月収も、10万円程度のプレイヤーもいれば、数百万円のプレイヤーもいて、差があるのは当然です。また、月によって収入に差があるのもプロゲーマーの特徴です。
会社員のように毎月決まった給料があるわけではなく、大会の賞金やスポンサーからの収入などで月給が決まります。
ですから、今月は30万円の収入があっても、翌月は10万円ということもあり得ます。毎月安定して稼ぎ続けることは難しいということを理解しておきましょう。
プロゲーマーという職業は完全に実力の世界です。ゲームに強ければ、年齢や経験は全く関係ありません。世界の舞台で活躍できるプロゲーマーを目指すなら、e-sportsを総合的に学び、腕を磨ける環境に身を置く必要があります。様々なゲームの攻略法を体感的に習得できるプロゲーマー育成のための専門学校もあります。
プロチームとして大会に参加し、勝ち進むことでプロゲーマーへの道が開けます。プロチームに入る条件の一例として(LOL)ダイアモンド1以上など一定以上のゲームの腕前があることが前提になっているので実力を磨かないと厳しい世界ではありますが、注目の業界だけに秀でた腕があれば日本のゲーム文化の担い手としてe-sports関連のイベントやメディアなど活躍の場は広がっています。
日本では、プロゲーマーを養成する専門学校が開校していて、さまざまな技術、知識を習得できる環境が整ってきています。
プロゲーマーとしてはもちろん、eスポーツに関する豊富な進路が開かれているほか、専門のゲーミングチームもあり、学生ながらも世界大会に出場する機会に恵まれることもあります。
プロゲーマーを目指す人ならゲームに関する深い知識を活かして、人気ゲームの技や技術に関する解説をYouTubeやSNSを介して配信することができます。
ゲームが好きな人なら攻略法や難易度の高い技の出し方を知りたいと思うことは良くあり、誰でも無料で手軽に閲覧できるYouTubeやSNSを介して配信すれば、瞬く間に知名度を上げることができます。
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