ニキビは鼻などの皮脂の分泌量が多い場所にできやすいです。ニキビによる炎症が長期間続くと、色素沈着や患部が陥没してできたクレーターによる肌の凹凸など、ニキビ跡が残ることがあります。
既にできてしまったニキビ跡については、自力で治すのは現実的ではありません。また、ニキビ跡の治療方法は保険適用にならないものが多いため、一般の皮膚科で満足のいく治療を受けることが困難です。
ニキビ跡治療は保険適用とはならないため一般皮膚科では十分な治療が困難です。当院では自由診療ならではの、多種多様な治療方法をご用意し、ニキビ跡の症状(赤み・色素沈着・凹みなど)に合わせた治療をご提案しています。
また、ニキビ跡はニキビそのものよりも治療が困難で時間もかかるため、いかにニキビ跡を残さずニキビを治していくか、も大変重要なポイントとなります。
ダーマペンは、人間の肌にそなわった自然の治癒力を活かした美容法です。皮膚表面には傷がつくとダメージを受けた部分を修復する力があります。
ダーマペンは、施術で非常に細い針でその皮膚に穴を開けます。それにより、皮膚の真皮「線維芽細胞」を活発にして、成長因子を浸透させ、コラーゲンやエラスチンなどを増加することで肌にできた創傷を再生します。
ダーマペンは、専用の機器を用いて行う治療法ですが、最近、「ダーマペン4」という新しい機器が登場しました。ダーマペン4は、従来の機器よりも針数が多く、16本の極細針が皮膚に、1秒あたり最大1920個のごく小さな穴を開けます。また、針の長さを0.1㎜単位で調整できるので、肌の状態に合わせて、針の届く深さを変えることも可能です。
ニキビ跡の改善に有効なのが、ダーマペン4です。ダーマペンの治療では、コラーゲンやエラスチンなどが増幅し、肌の再生が促されますが、その過程で、ニキビ跡も目立たなくなっていきます。とくにダーマペン4は、針が深部まで届くので、皮膚の深い部分にまで及んでいるニキビ跡にも、効果を発揮します。
ダーマペンを初めて利用する人が気にする点は、施術中や施術後の副作用です。基本的に負担のそれほど大きくないダーマペンでは、施術中に強い痛みや痒みはないとしています。
ケミカルピーリングとは、サリチル酸マクロゴールの薬剤をお顔全体に塗布し、肌表面にある古い角質を取り除き、ニキビ・ニキビ跡などの肌荒れ、毛穴の開きや黒ずみ、お肌のくすみやハリなどの改善に適した治療です。
また、フォトシルクプラスや、レーザー治療を併用することでシミや、そばかすなどの色素沈着の改善にも有効です。
本来、健康な肌は約28日周期で生まれ変わります(ターンオーバー)が、年齢とともにこの周期が乱れ、肌表面に残った古い角質が溜まり、くすみ・毛穴の開きや黒ずみ・ニキビ・小じわなどの様々な肌トラブルの原因となってしまいます。
ケミカルピーリングを使用する薬剤は、肌のターンオーバーを活性化し、角質層同士の結びつきを弱める働きがあります。古い角質が取り除かれた後に、新しい角層の生成が促されます。
肌の状態にもよりますが、2週間に1回位の割合でケミカルピーリングを行います。ケミカルピーリング後はすぐメイクアップする事ができます。
ピーリング後2〜3日お肌が乾燥する事がございます。ピーリングをする事で毛穴の油分を一緒に取り去るので、毛穴・ベタつきはすっきりしますが、いつも以上に保湿をしっかりお願いします。
ピーリング後お肌が敏感になる事があり、紫外線の刺激を受けやすくなります。その為、海や山などの長時間の外出の際、特にUVカット対策をしっかり行うようお願いします。
美しい肌を作りたい方に欠かすことのできない栄養素といえば、ビタミン類。
ですが、食品やサプリメントからの摂取では肌まで栄養素が回りづらく、また、ビタミン入りの化粧品などをお顔に塗っても、肌の深層には届かないという課題があります。
そこで、医療用のイオン導入器を使い、微弱電流を流す際に発生するイオンの力を使って、高濃度のビタミンを肌の真皮層に効果的に届けることを可能にしたのが、当院でお受けいただける「イオン導入」治療です。
ビタミンはメラニンの生成を抑え、コラーゲンの生成を助ける作用をもつので、シミや茶色いクマ、小じわやニキビ跡などの治療に有効です。
イオン導入単独では、効果がかなりマイルドなので、頻回に受け、かつ、長期間継続することが大事です。
頻回に受診することが困難な場合は、家庭用イオン導入器を購入され、継続されることをおすすめします。
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