近年では男性と同じようにバリバリ働く女性も多く、日々のストレスや食生活の乱れによって、薄毛に悩む20〜30代の方が増えているようです。
男性の薄毛や抜け毛の多くは「AGA(男性型脱毛症)」です。これは、ヘアサイクルの早い時期に髪の成長が止まる事で細く短い毛が増え、太く長い髪が減り、薄くなったと感じる症状です。
AGAは額の生え際や頭頂部から薄くなるのが特徴で、成長期の髪が減り、毛根が徐々に縮小し、最終的には発毛しなくなります。
女性の薄毛や抜け毛の多くは「びまん性脱毛症」といって、毛の長さや量は変わらないものの、髪の1本1本が細くなり、ハリやコシ、ボリュームがなくなることで髪全体が薄くなり地肌が透けて見えるようになります。
女性に多い薄毛の原因は、血流不全やホルモンバランスの乱れなどが原因になっていることが多いといわれます。
例えば、出産後及び更年期障害等によるホルモンバランスの変化や血流の低下、ヘアケア商品(シャンプー・トリートメント・ヘアダイ・パーマ)による頭皮のトラブルなどです。
女性なら健康な髪をいつまでもキープしたい!と思うもの。しかし「仕事が忙しくなってから髪が抜けるようになった…」「分け目が目立つようになったかも…」といった悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
まず、アートメイクは肌の表皮に色素を注入することにより、まゆげやアイラインに対し、化粧の時短目的で行う治療でした。しかし今では、この治療をヘアライン、頭皮に行うようになっています。
なお、施術後は水や汗で落ちることはありません。また。帽子をかぶっても落ちないです。
ヘアラインアートメイクは実際に人工髪を移植するわけではないので、根本的な薄毛の克服にはつながりませんが、1~3年ほどの持続性を見込むことができます。さらに植毛ではないことから、体にかかる負担や、経済的なコストが少なく済むのも大きな特徴です。
そんなヘアラインアートメイク、どんな人におすすめか、選ばれているのかといいますと、生え際が後退したり、つむじのところが薄くなったりしている人が挙げられます。また、ヘアラインの形に不満がある人や、小顔効果を得たい人からも需要があります。
また髪の毛をかき上げた時やオールバックにした時に気になる生え際の透け感や額の形を整え、より美しくヘアスタイルが決まります。
ヘアラインアートメイクを受けるためにかかるお金は、クリニックによってかなり開きがあります。また、施術を受ける範囲、通院する回数によっても、費用は変わってきます。なお、治療を受ける際にかかる費用は自己負担です。
例として、全頭にアートメイクをほどこすとします。この場合、多くのクリニックでは治療が完了するまでに10万円や20万円以上はかかると思っておくと良いです。生え際だけ、つむじだけとなると、料金相場はもっと安くなります。
出費をできるだけ抑えたいということであれば、治療を受けたい範囲を明確に決めたうえで、安くできるクリニックを選ぶと良いでしょう。
ヘアラインアートメイクは、簡単に消えません。気に入ったヘアラインが出来上がると、長い間そのままでいられるので、これはメリットとなります。
しかし、逆にデザインに失敗した場合はデメリットとなり、消したくても消せないという状況に。また、アートメイク後に自毛を染めても、アートメイクで描いた毛並みの色は変わらないことにも注意が必要です。
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