AGA治療薬の種類などAGAについて知っておきたいことまとめ

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AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。

薄毛・抜け毛・AGAで悩む人が増えており、家族や友人にも相談できずに、ひとりで悩みを抱え込むケースも少なくありません。

成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。

年齢による老化が原因とされる場合もありますが、ストレス社会を反映してか、若い世代の人でもAGAになるケースも珍しいことではありません。

一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
抜け毛が進行し、うす毛が目立つようになります。

AGAの治療薬の種類

AGA、すなわち男性型の脱毛症に対して使われるお薬は内服薬と外用剤に分けられます。
内服薬で使われるのがミノキシジル、フィナステリド(商品名:プロペシア)とデュタステリド(商品名:ザガーロ)、塗り薬ではミノキシジル、アデノシン、カルプロニウム塩化物、t- フラバノン、ケトコナゾールなどがあります。

日本人に多いとされる頭頂部がはげてしまう頭頂型のタイプの場合は内服薬の方が効果的であるという見解もあり、いずれにせよ、AGA治療薬は脱毛症のタイプと性別、さらに基礎疾患の有無などによって使用されるお薬が決定されます。

▼ミノキシジル

ミノキシジルは発毛を促進する「攻め」のためのお薬です。ミノキシジルという成分には毛乳頭細胞を刺激して毛母細胞の増殖を促す成長因子を出させる作用があります。血行が改善されることで、毛細血管から毛乳頭へ栄養を行きわたらせることができるようになるため、頭頂部や生え際の発毛が促進されます。

ミノキシジルとは、現ファイザー社のアップジョン社が開発した降圧剤です。降圧剤とは、高血圧の治療に用いられる薬で、血圧を下げる働きがあります。当時は、降圧剤として使用されていましたが、服用した方に多毛症がみられたため、発毛剤として再び研究されることになりました。

ミノキシジルには、薄毛の改善と血行促進、毛母細胞の活性化の働き、発毛作用が期待できます。24週間の投与で80%以上の方が改善を実感したという大正製薬㈱のデータもありますが、薄毛を改善する理由は、詳しくわかっていません。

AGAは、成長期と退行期、休止期で成り立つヘアサイクルのうち、成長期を短縮することで髪の成長を阻害すると考えられています。ミノキシジルには、ヘアサイクルをつかさどる毛包に働きかけることでヘアサイクルを整える作用があるといわれています。

▼フィナステリド

フィナステリドは抜け毛を抑える「守り」のためのお薬です。フィナステリドとは商品名でプロペシアと呼ばれているお薬で、日本で初めてのAGA治療薬です。さまざまな研究において高い効果が期待できるという根拠があるので、内服でAGAの治療を行いたいという方には第一選択として使用されるお薬です。

AGAの発症には男性ホルモンの一種である「テストステロン」と、前頭部から頭頂部に存在する体内の還元酵素「Ⅱ型5αリダクターゼ」が主に影響すると考えられています。

テストステロンはⅡ型5αリダクターゼによってDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる、より強力な男性ホルモンに変化します。このDHTには通常2〜6年あるヘアサイクルの成長期を極端に短縮してしまう作用があるため、髪の毛が成長する前に抜け落ちてしまい薄毛が進行すると考えられています。

フィナステリドには、このⅡ型5αリダクターゼを阻害する働きがあります。この働きによってテストステロンがDHTに変化されることを防ぎ、DHTによって短縮されたヘアサイクルを正常な状態に戻すことができます。ヘアサイクルが元に戻ることで髪の毛も太く長く成長できるようになるため、薄毛になっていた部分が回復していきます。

▼デュタステリド

デュタステリドもフィナステリドと同様、抜け毛を抑える「守り」のためのお薬です。薬剤目でザガーロと呼ばれているお薬です。

先ほども述べたとおり、抜け毛の原因とされる「DHT( ジヒドロテストステロン )」は男性ホルモンが変化 して生じ、このお薬はフィナステリドと同様に、男性ホルモンが DHT に変化するのを抑えるお薬です。

デュタステリドはフィナステリドよりもDHTへの変化を抑える効果が高いと言われています。これは DHT への変化の原因となっている 5α還元酵素 (リダクターゼ)というものには I 型と II 型とが存在しますが、フィナステリドは II 型のみに有効なのに対し、デュタステリドは I 型と II 型の両方に有効であるためです。

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