ネズミは放置しておくと、不快なだけでなく、家の劣化や健康被害などを引き起こす可能性もあります。
ネズミが生息する要因には、(1)餌・水の有無、(2)営巣(巣を作るの)に適した場所、(3)巣材の有無、(4)自由に活動できる空間の存在などが大きく関わってきます。 この中でも特に、「餌・水の有無」はネズミにとって生息できるかどうかの大きな要因になるので、食品の管理は重要なポイントとなります。
食べ物を無くしましょう。ゴミの分別、整理整頓を行いネズミの好む油脂類、エサを徹底的に排除しましょう。飲食店などでは合わせてコンロ周辺、床廻りなどの清掃も行うとより効果的です!
お菓子や乾燥物などの食べ物は容器などに入れて保管しましょう。ペットフードなどペットのエサもよく被害にあいますので管理を徹底して下さい。
食料品はすべて、フタ付きの容器に入れてください。
100円ショップなどで買えるプラスチックケースがオススメです。
野菜や果物以外の食品も要注意。
ネズミは噛む力が強く、薄いビニール・紙のパッケージなどは簡単に食い破られてしまいます。
食料品のほかには、
生ゴミ
食べカス
食器についたソースや食品
ペットフード
仏壇のお供え物
花や植物
などもネズミの食料となります。
すぐに撤去するか、食べられないようきちんと管理しておいてください。
換気口、通気口、壁の隙間、配管やエアコン、電線などの導入部など少しの隙間でもネズミは侵入してきます。通れない隙間であっても齧って拡げて侵入してきます。ステンレスや鉄製の防鼠材で塞ぐと効果的です。
ラットサインは名前のとおり”ここにネズミがいる・活動している”というサイン。
代表的なものは
壁についたネズミの汚れ
フン
足跡
かじり跡
です。
ラットサインがある場所はネズミの活動場所や行動経路になっており、駆除する上での重要なヒントになります。
もし「ここから入られているんじゃないかな…」という場所があれば、小麦粉や片栗粉など粉をまいておくと足跡がつくので分かりやすくなります。ぜひ試してみてください。
ねずみは子育ての為に家の中から材料を探して巣を作ります。よく使われる材料はティッシュ、布、断熱材、ダンボール、ビニールなどがあげられます。これらの材料を整理整頓して巣を作らせない環境を作りましょう。
ネズミは繁殖のために、できるだけ暖かい巣を作ろうとします。もし放置してしまっている紙きれや布きれ、ビニール袋があれば撤去しておきましょう。
強力な粘着剤がついた板状のシートです。上をネズミが通るとくっつきネズミを捕獲します。ネズミは賢いので、シートを敷く場所。敷き方。敷くタイミング。等、特に知恵をつけた大人のクマネズミの捕獲には高い技術が必要となります。
捕まったネズミは粘着シートごと生ごみとして処分できます。尚、一度くっついたネズミをシートから引きはがすのはほぼ不可能とお考えください。
※捕獲したネズミを回収する際は、噛まれたりしないよう十分ご注意ください。噛まれてしまった場合はきちんと消毒し、念のため医者に診てもらってください。
ネズミを殺すための薬剤。ネズミに食べてもらうために、被害のある食材を混ぜたり、最初は毒のない食べ物で餌付けして、慣れてきたときに一気に切り替える。といった手段が有効です。
ネズミを1匹発見したら近くには複数匹が既に住み着いている可能性大と言われるほど、ゴキブリ並みの繁殖力があります。
素人がネズミ駆除しようと思っている間にどんどん繁殖が進み、手が付けられない状態になりやすいです。そのため、自分でネズミ駆除をするよりも専門業者に依頼するのがベストです。
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