岩手名物で山のように積みあがるお椀が楽しいわんこそば

岩手県の名物で、小さなお椀に少量ずつのおそばを盛って、次々と器に入れて食べてゆくわんこそばのご紹介。

燃えPaPa さん

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わんこそば(椀こ蕎麦)は、岩手県(花巻、盛岡)に伝わる蕎麦(そば)の一種。

熱いそばつゆをくぐらせた一口大のそばを客のお椀に入れ、それを食べ終わるたびに、給仕がそのお椀に次々とそばを入れ続け、それを客が満腹になりふたを閉めるまで続けるというスタイルが基本となっている。なお、提供するわんこそば店によっては差異がある。

長野県の戸隠そば、島根県の出雲そばと共に、日本三大そばの一つとされる。また、盛岡市では「盛岡冷麺・盛岡じゃじゃ麺・わんこそば」をセットで「盛岡三大麺」と称し、最近では「いわて三大麺」とも呼ばれる。

一般的には椀に一口そばを次々に給仕し、客が椀にふたをするまで続ける方式がとられる。
花巻・盛岡などの地域では、祭事の際に地主が大勢の村人や客人にそばを振舞うという風習があった。しかし、100人以上にもなる相手にそばを供する際、通常の作り方では釜が小さいために全ての人にそばが行き渡る前にのびてしまう。このため通常の分量のそばを小分けして振舞うことが行われるようになった。また、食べ終わるやいなやお代わりを無理強いするのは、「おてばち」と呼ばれる、客人に対するもてなしの礼儀に由来すると言われている。

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