【トリビアまとめ】シンデレラは人を殺したことがある

昔懐かしの「トリビアの泉」を再検証!

FC2USER926778DHH さん

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当時の放送より

シンデレラといえば
「義理の母や姉妹達からひどい扱いを受けていた女の子が魔法の力によって変身し、舞踏会で王子様と出会い別れ際に残したガラスの靴がきっかけで結ばれる」
という有名な童話であるが、

ヨーロッパの童話を研究している立教大学の名誉教授・吉田さんはこう語る。

Q.シンデレラはどういう経緯で人を殺した?

「『シンデレラ』は17世紀に書かれた『五日物語』が元となっているんですが、現在知られている物語の前にもエピソードがあるんです。」

「実はシンデレラには3人のお母さんが存在し、シンデレラはそのエピソードに出てくる2番目のお母さんを殺してしまったんです。」

その昔、イタリア・ナポリに母親を亡くした娘が父親と二人で暮らしていた。

やがて父親は再婚したが、2番目の母親が意地悪で、娘はひどい仕打ちを受けるようになった。

悲しみにくれた娘は、自分の家庭教師にその辛さを毎日のように訴えた。すると家庭教師は、娘にこうささやいた。

「お母様に“大きな衣装箱にしまってある服を出してください”と頼むのです。お母様が箱の中をかき回している間フタを支え、急に手を離して首を折ってやりなさい。」

「そのあとお父様に甘えて“先生をお母様にして”と頼みなさい。」

娘は先生の指示どおりに、


「お母様、箱の中の服を出してください。」

「しょうがないわねぇ!」

と、母親が箱の中に頭を突っ込むと・・・

Q.この後どうなった?

吉田教授
「この事件は周囲にはバレず、最後は王様と巡り会ってハッピーエンドになるんです。」

【補足トリビア】
①「シンデレラ」は1634~36年にイタリアの作家バジーレが書いた「五日物語」の「灰かぶり猫」という話が起源になっている。
②「灰かぶり猫」は、主人公がいきなり意地悪な2番目のお母さんを殺すところから始まる。その後、主人公の希望通り家庭教師がお母さんとなる。しかし、その家庭教師には6人の子供がおり、そこから現在知られている「シンデレラ」の展開へと続いていく。

再検証しました

バジーレの作品の最大の特徴は冒頭にゼゾッラ(シンデレラ)が最初の継母に衣装箱から服を出して欲しいと頼み、顔を突っ込んだときに支えていた蓋を離して首を折って殺害する場面があることである。

原作では、シンデレラは人を殺しています。 具体的には、父親の再婚相手:2人目の母親を殺しています。

シンデレラは人を殺したことがあるそうです。それにしても、この家庭教師の先生は酷い・・・。

シンデレラはこの家庭教師の言った通りのことを実行し、1人目の継母を殺害する。

家庭教師の言われるがままに殺人を実行してしまいます。

この2番目の母親はひどく意地悪で、シンデレラをイジメていたのです。その様子を家庭教師をしていた女性に相談すると、その女性は「母を殺しなさい」と言い、殺害方法まで示してきたのです。

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