和名は『灰かぶり姫』あるいは『灰かぶり』。
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【補足トリビア】
①「シンデレラ」は1634~36年にイタリアの作家バジーレが書いた「五日物語」の「灰かぶり猫」という話が起源になっている。
②「灰かぶり猫」は、主人公がいきなり意地悪な2番目のお母さんを殺すところから始まる。その後、主人公の希望通り家庭教師がお母さんとなる。しかし、その家庭教師には6人の子供がおり、そこから現在知られている「シンデレラ」の展開へと続いていく。
バジーレの作品の最大の特徴は冒頭にゼゾッラ(シンデレラ)が最初の継母に衣装箱から服を出して欲しいと頼み、顔を突っ込んだときに支えていた蓋を離して首を折って殺害する場面があることである。
ペローやグリムよりも以前の17世紀の南イタリアでバジーレによって書かれた灰かぶり猫(Cenerentola、1日目第6話)は、ペローやグリムよりも古い形と考えられ、両者と異なる部分がある。
原作では、シンデレラは人を殺しています。 具体的には、父親の再婚相手:2人目の母親を殺しています。
この2番目の母親はひどく意地悪で、シンデレラをイジメていたのです。その様子を家庭教師をしていた女性に相談すると、その女性は「母を殺しなさい」と言い、殺害方法まで示してきたのです。
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