ダイヤモンドは「天然の物質の中」では最高クラスのモース硬度(摩擦やひっかき傷に対する強さ)10、ヌープ硬度でも飛び抜けて硬いことが知られている。宝石の耐久性の表し方は他にも靱性という割れや欠けに対する抵抗力などがある。靱性は水晶と同じ7.5であり、ルビーやサファイアの8よりも低い。
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「鉱物の硬さを示す硬度という指標では、ダイヤモンドは全鉱物中最高の10を誇りますが、この硬度とは傷のつきにくさを示すもので叩いたら割れます。」
こちらが今回使用するダイヤモンド。大きさは3カラットである。
念のためダイヤモンドの鑑定人に、本物かどうか確かめてもらった。
皆様も是非お試しください。
【補足トリビア】
①「硬度」は「ひっかき硬度」とも呼ばれ、ひっかき傷に対する抵抗力があるということに過ぎない。
②割れにくさを示す単位として「靭性(じんせい)」があり、ダイヤモンドは7.5と水晶とほぼ同じで、トンカチで粉々に割れる。
③ルビー・サファイアなどは靭性8で、ダイヤモンドよりも割れにくい性質を持っている。
【高橋語録】
最近ですね、八嶋くんとの二人の関係にもヒビが。原因はお金です。
ダイヤモンドの靱性は大きくないので、瞬時に与えられる力に対しては弱く、金鎚(ハンマー)で上から叩けば粉々に割れてしまう。
「硬い」ということと「衝撃に強い」という事は別なのです。
なぜトンカチで叩くと簡単に壊れるのでしょうか?? これはダイヤモンドが「硬い」半面、「脆い」からです。
天然の物質の中では、有数の硬度を誇るダイヤモンド。その耐久性の高さや美しさから指輪などによく利用されていますが、実は意外と容易に割れてしまいます。
モース硬度が高いダイヤモンドも 層と層の結びつきであり 硬さともろさは違います
傷がつきやすいかつきにくいか、で硬度は決まります
7~800℃で簡単に燃えてしまいますし…
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