【申し立てフォーム版】youtube著作権侵害動画の削除申請手順【無断転載】

無断転載等をされて削除申請を行いたい人の参考に、自分が利用した例を挙げて紹介します。
YouTubeアカウントがなくても削除申請を行う方法もあります(目次参照)。
申請時に記入する個人情報がWeb上にどう反映されるか等、削除後の画面と共に紹介します。
※権利者ではなくても、明らかな違反は「通報」が出来ます。

FC2USER739800TZV さん

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YouTubeの削除申請・通報について

※削除申請・通報はいずれも責任が伴います。
 特に、削除申請は法的措置です。虚偽の申請は処罰されます。
※内容は、2014~2016年に実際に確認したものです。
 申し立てを行う際は、対象サイトの削除申請についての最新情報も必ず確認してください。
 (Youtubeは日本語で案内があります。ここで慣れると他の海外サイトへの申請も楽に行えます)
・削除申請は「著作権侵害」の例ですが、他の場合にも応用できると思うのでご参考に
・手紙・FAXを利用する方法は未確認の為記載していません。


削除申請・通報については、以下の3つの記事に分割してまとめています。
別記事へは次のリンクから移動してください。

■自分が権利者の場合(削除申請)
 ・申し立てフォームで削除申請(YouTubeアカウント必須):この記事
 ・メールで削除申請(YouTubeアカウント不要)
■自分が権利者ではない場合(通報)
 ・転載動画を運営に通報(Youtubeアカウント必須)

自分が権利者の場合:申し立てフォームで削除申請(YouTubeアカウント必須)

※自分が権利を保有している動画の場合に使用する手順です。
※権利者ではない場合は【無断転載】youtube著作権侵害動画を運営に通報する手順をご覧ください。

ここでは、申し立てフォームで削除申請する手順を説明していきます。
YouTubeのアカウント(無料)を持っている必要があります。
削除申請したい動画が1件だけの場合や、急を要さない場合はこちらで十分かと。
アカウントを持っていない方は【無断転載】youtube著作権侵害動画の削除申請手順:メール版をご覧ください。

申し立てフォームの場合はスムーズに進んで、申請から1週間弱程度(土日祝日除く)で削除されます。
※初めての申請時は、若干余分に時間がかかる場合があるようです。

削除申請(申し立てフォーム)の手順

削除申請を出したい動画を開き、

【PC】
ユーザー名等の下にある「その他」から、「報告」を選択。

【スマホ】
動画右上からメニューを開き「報告」を選択。

詳細がズラッと出るので、

【PC】
「権利の侵害」にチェックを入れ「著作権の侵害」を選択。
右下の「送信」のボタンをクリック。
※この時点ではまだ申し立ては送信されません。

【スマホ】
チェックボタンではなく「こちらの手順」のリンクをクリック。
※「権利の侵害」にチェックを入れて「報告」をすると報告手順の案内メールが送られてきます。

注意事項の記載されたページに移ります。
「著作権侵害の申し立てを送信」をクリック。
※この時点ではまだ申し立ては送信されません。

手順1~2を省略し、直接このページへ行くにはこちら
https://support.google.com/youtube/answer/2807622
(※要YouTubeアカウントにログイン)

申し立て内容の詳細を記入していきます。
今回は「著作権」なので、赤の矢印の箇所にチェックを入れてください。

権利侵害のあった動画のURL、権利侵害の内容は各々の場合によって選択してください。
選択肢は英語表記ですが、選ぶと詳細が日本語で下に出ます。

※タイムスタンプについて
動画内のどの再生時間時に著作物が使用されているかを明記するものです。
00:00~00:00のように記載します。
「動画1本そのまま転載」のような場合は「動画全体」で大丈夫です。

ここから個人情報の記入です。
大切なのは「著作権者名」(矢印赤枠部分)。
※動画が削除された際にページに公開表示されるのはここに記載した名前です。ここに本名を書くとWeb上(削除後ページ)に公開されるので注意。

※GoogleアカウントからYoutubeアカウントを取得している場合は、この次の「手順5:補足」を必ず確認してください。

これは正式な法的手続きです。
本名・住所等も正確に記載してください。署名も本名で。
※本名や住所は削除後ページに公開されません。
 相手に提供される内容については当まとめ内の【参考HPリンク】参照。

署名欄の上のチェック項目もきちんと確認してチェックを。

Googleアカウントから取得したYoutubeアカウントでフォームから申請した場合、削除後のページに「著作権者名」ではなく「Googleアカウント名」が表示される事例があります。
私も該当アカウントですが事例の経験はなく、詳細な条件等は不明です。

一度ご自身のアカウント名を確認し、本名だった場合は必ず修正してください。
「google+のアカウント名」「Youtubeのアカウント名」が本名の場合も念の為修正を。

※これらが面倒な場合は、目次の
「メールで削除申請(YouTubeアカウント不要)」
をご利用ください。
その場合、上記のGoogleメールアドレスでの申請も一応避けた方が無難でしょう。

この後、YouTubeからメールが届きます。
申請内容の写しと、【メール内容:1】(下に別途記載)です。
(申請した内容を再確認されるような内容ですが、恐らくいたずら防止等を兼ねているのかと)
これに著作物の詳細を記載して返信します。

同時に、以下の内容も添えておくと良いかと思います。
 ・申請した内容に間違いはない
 ・確かに自分が権利を保有している
  (個人の著作物の場合はそれも明記する:理由は※にて後述)

先に申請した内容と重複する箇所もありますが、めげずにきっちり記載しましょう。
(返信するのは【メール内容:2】の1~5の内容です。)
無事受理されれば削除され、事後報告メールが届きます。


※記載内容に不足がある場合は、【メール内容:2】が届きます。
 1~5の項目を正確に記載し返信してください。
※1週間経っても音沙汰がない場合は、催促の連絡をすると対応してくれます。
 (メールタイトルに番号が振り分けられているので、タイトルは変更しない方が良いようです)
※必要事項を記載して【メール内容:1】に返信したにも関わらず、
 「企業のアドレスではありません」という返事が来ることもありました。
 個人の著作物の場合、返信する際にその旨を強調しておいた方がスムーズに進みます。


---【メール内容:1】----------------
著作物についてさらに詳しい説明が必要です。この情報をご提供いただくまで、コンテンツは YouTube に公開されたままの状態となります。
役に立つと思われる情報はどんなことでもお知らせいただければと思います。
---------------------------------------


---【メール内容:2】----------------
ご返信ありがとうございます。残念ながら、ご連絡いただいた著作物の特定には至っておりません。著作権が侵害されている著作物を特定しやすくするため、以下の質問に可能な限りお答えください。
 1、その著作物のタイトルは何ですか。
 2、その著作物の種類は何ですか。
 3、いつ制作されたものですか。
 4、誰が制作したものですか。
 5、著作物の一部がこの動画に使用されている場合は、その場面のタイムスタンプをお知らせください。
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申請が無事受理されると、動画のあったURLはこのようになります。
(2017年現在、著作権者名は表記されない場合もあるようです)

まれに「この動画は再生できません」という表示になっていることもありました(著作権者名等はなし)。
投稿者が先に削除した為か定かではありませんが、名前が表示される場合はこのようになります。

削除申請した動画をアップロードしていたユーザーが、複数回同様の違反をした場合、そのアカウントは停止されます。
停止後のユーザーページはこのようになります。
相手のユーザー名は残ります。
この画面には、削除申請者の名前や違反内容の詳細は残らないようです。

※備考
同時に3つ以上の動画を転載された場合、申請を複数動画まとめてではなく3回に分けて行うと、違反件数が1回ではなく3回とカウントされ、相手はアカウント停止になる確率が高くなります。
入力の手間は若干掛かりますが、特に悪質なアカウントには有効な手段なのでご紹介します。

アカウント停止されたユーザーの他動画は一斉削除されます。
この動画に対して削除申請したわけではないので、削除申請者の名前はこちらにも載りません。

動画の削除後ページは、相手ユーザーの名前は残らず動画タイトルが残ることは、削除申請の有無に関係なく共通のようです。

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