ブロック塀(ブロックべい)とは、ブロック状の建材を主材として造られる塀である。ブロック壁(ブロックかべ)の一種で、ブロック建材による工作物の一種。ブロックの材質としては、石(石ブロック)、煉瓦(煉瓦ブロック、ブロック煉瓦)、コンクリート(コンクリートブロック)がある。
ブロック塀はそのルールに則って作れば安全であると言われています。
令和元年6月18日に山形県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生し、ブロック塀が崩れる等の被害が確認されました。また、平成30年6月に発生した大阪府北部地震では、コンクリートブロック塀等の倒壊により多くの死傷者が出ました。
6月18日に発生した大阪北部地震で、高槻市立寿栄(じゅえい)小学校のプールわきに設置していた長さ約40m、総重量12トン以上のブロック塀が道路側に倒壊。
古いコンクリートブロック塀は、経年劣化などにより強度が足りなくなっている恐れがあるだけでなく、もともと建築基準法に適合していないものもあり、十分な安全性が確保されていないものもあると考えられます。
危険なブロック塀等を放置すると、地震時に倒壊してしまった場合、. 人に危害を加えてしまうことがあります。 また、避難や救助の妨げになると、周辺の方々に迷惑をかけてしまいます。
ブロック塀の解体を検討しているのなら、解体費用がどの程度かかるのか、目安について把握しておく必用があります。
結論から言えば、ブロック塀の解体費用は、1㎡につき最安で5000円~10000円程度が目安です。
しかし、単に㎡あたりの金額によって、最終的に価格が決定されるというわけではありません。それ以外にもさまざまな費用が計上されます。
ブロック塀を解体する際に、実際にかかる費用はどのようにして決定されるのでしょうか。
一口にブロック塀とはいっても、塀の厚さや高さ、形状などがあります。まざまな違いがあります。
解体業者によっては平方メートル、またはメートル、立方メートルなど、どの単位を使って費用を計算するのか、さまざまな違いが生じることもあります。
解体費用がどのように決まるのか、業者ごとに違いが生じるため、同じ条件で複数の業者に見積もりを依頼しておくことをおすすめします。
ブロック塀を解体するには、取り壊して廃棄処分とするために、厳密には銀構造物撤去工事を専門の業者に依頼します。
一般的に1平方メートルあたりの撤去にかかる費用の目安は5000円~10000円ですが、解体費用の内訳についても知っておく必要があります。
内訳は大きく3つに区分されており、廃材処分にかかる費用とブロックどの廃材を運搬する費用として運送費がかかります。
数人の職人がブロック塀の撤去作業にあたるため、そのための人件費もかかります。
ブロック塀の規模が大きければ大きいほど、廃材処分や運搬にかかる費用もかさんできます。
仮に10平方メートルのブロック塀の撤去作業で1平方メートルにつき5000円の場合は、単純計算で5万円です。しかし、実際には別途諸費用がかかるため、それ以上の金額になると見て良いでしょう。
ブロック塀の撤去作業を業者に依頼すると、費用が高くついてしまうのが難点です。
そこで、できる限り自分で解体作業を行うことで、コストを大幅に削減することができます。
しかし、重たいブロック塀を解体するには、それなりに体力と気力が必要です。自分ひとりで行うのは難しく、家族や周囲の人の協力が必要です。
自分で解体作業を行う場合の注意点として、撤去の際に粉塵が飛び散るので防御策としてメガネやマスクの着用は必須です。ブロックの素材によっては、破壊しづらいものもありますので、素人が行うのは大変な作業です。
ブロック塀は家の解体工事やリフォームなどと一緒に行うことで、通常よりも安く撤去できます。
なぜなら、業者側としては重機や人員の手配を一括で行うことができるからです。他にも、解体と新しいブロック塀の施工を一括で依頼することも費用を安く抑えます。
なので、もし家を解体、または建て替えやリフォーム、新しいブロック塀を検討されている方は、ブロック塀の解体と一括して依頼しましょう。
できるだけ、中間マージンが少ない業者を選びましょう。
これは、下請けに仕事をお願いする場合があるからです。この時、下請けに流した仕事も手数料として費用に含まれます。なので、できるだけ中間マージンが少ない業者に解体を依頼しましょう。
ブロック塀が高いと、撤去作業をするのに時間と手間がかかるため、工賃が高くついてしまうのが難点です。
それなら、最初からブロック塀の高さを低めに設置しておくことで、解体作業の費用を安く抑えることが可能です。
ただし、仮にブロック塀を低めに設置していても、塀が建てられた位置や形状、タイプによっては費用が高くついてしまう場合があります。
ブロック塀の解体は敷地と敷地の境界上に建っているため、近隣とのトラブルが起こりやすい工事です。ブロック塀を取り壊そうとしたけれど、そもそも自分の所有物ではなかったというケースもあります。
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