債務整理のメリットとデメリットまとめ

債務整理のメリットとデメリットについてまとめていきます。
債務整理には任意整理、個人再生、自己破産、特定調停の4種類あって、それぞれの手続きによってメリットとデメリットが異なるが、今回は債務整理の全体的なメリットとデメリットをまとめていきます。

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債務整理のメリット

・借金が減る
債務整理の大きなメリットは借金が減ることです。
債務整理の種類によっては、減る借金の額に差がありますが、いずれも借金を減らして生活の負担になっている返済金の大部分を削ることができます。

中でも個人再生と自己破産が手続きに費用が掛かりますが、借金を大きく減らすことができます。

債務整理のデメリット

ブラックリストに載る
債務整理は原則ブラックリストに載ります。しかし「ブラックリスト」が実際に存在するわけではなくて、クレジットカードや借り入れ、ローンの契約内容や借り入れ日、返済期間などが登録されている信用情報に、返済が遅れた、返済できなくなったなどの事故情報が記載されることを「ブラックリストに載る」といわれています。

貸金業者はローンや借り入れを申し込まれたときに返済できる見込みがあるかどうか信用情報機関に信用情報を問い合わせて、お金を貸すかどうか判断しています。

貸金業者が信用情報機関に問い合わせて、ブラックリストに載っていることが確認できると、返済される見込みがないと判断して、借り入れやローン、新規のクレジットカード作成を申し込まれても、審査を通さない可能性があります。

司法書士法人みどり法務事務所による債務整理のデメリットとメリットのページから引用

クレジットカードが使えなくなる
債務整理をすると、手続きをしたクレジットカードは強制解約になるので使えなくなります。任意整理や特定調停は手続きの対象を選べるので、クレジットカードを手続きしなければ、使い続けれる可能性があります。

しかし、カード会社は定期的にクレジットカード利用者が現在も信用できる人か確認する審査をおこなっています。審査で延滞や滞納を繰り返している、債務整理をしたなどの事故情報が確認されると、信用できないと判断されて、クレジットカードが使えなくなる可能性があります。

住宅ローンや自動車ローンは引き上げられる
住宅ローンや自動車のローンの返済が終わっていない場合、ローン返済中である住宅や自動車を債務整理をすると住宅や自動車は引き上げられます。

しかし、債務整理の種類によっては住宅ローンや自動車のローンが残っていても回収されない場合もあって、任意整理と特定調停は、手続きをする貸金業者を選べるので、返済中のローンを手続きの対象から外すことがで、ローンが残っている住宅や自動車を手放さずに借金を減らせます。

個人再生では、住宅ローンの返済が困難になっている方が利用できる「住宅ローン特則」を利用することで、住宅ローンの返済を続けられるように返済スケジュールの組み直しをおこなうので、住宅を残したまま住宅ローン以外の借金を減らすことができます。

自己破産はすべての借金が対象になるので、ローン返済中のものは引き上げられることになります。

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