何を注意すればいいのか分からず、広告が目立つ探偵事務所と契約してしまい、のちのち、「ぼったくられた」「悪徳探偵事務所だった」「想定していた成果が得られなかった」と後悔することも多いのです。
安すぎる料金は調査を行うために必要な料金が全て入っていない場合もあります。
各社見積もりをした際に、見逃しがちなのは追加料金です。後で高額になってしまって、びっくりすることのないように契約前に料金の具体的な説明も聞かなければいけません。
探偵の調査費用は、探偵1人あたり1時間で1万円弱、という人件費ベースでの計算で算出することが多いようです。
例えば配偶者の就業後を尾行し監視してもらうには、定時が18時からだとすれば、それから5~6時間を調査しなくてはいけません。
となると1回の浮気調査で、調査員1人当たり5~6万円の費用が必要になります。
さらに、探偵調査員が1人だけでは心細いため、2~3人必要でしょう。すると1回の浮気調査は10数万円から20万円近くになってしまうということになります。
これは、一般的な料金相場です。
別途、経費が請求される場合も、されない場合もあります。同条件の見積もりを取るときにはこの点に注意しましょう。
さらに問題になるのが「諸経費」「実費」と言われるもの。
ここにはあらゆる経費が入ってきますので、事前にどんな費用が含まれるのかを確認しておきたいところです。
調査では、車両尾行で使う車、証拠撮影に使用するカメラの使用料金が決まっています。
調査を依頼すると、人件費のほかに、調査で使用した車両や機材などの料金も請求されるようですが、この金額は実費として詳細に書かれていない場合もあり、探偵事務所ごとに違います。また、料金を掲載しているところでも、表示されている金額にこれらの別で発生する金額が含まれていないケースがあるので注意です。
別途請求される可能性のある経費項目
報告書(報告書の作成費)
フィルム代・現像代
機材使用料金
調査車両利用料
特殊技能費
タクシー代等の交通費
調査で入ったお店の飲食代
契約時に説明のなかった料金
以上のような項目について、記載がなければ直接探偵側に聞いてみましょう。遠慮してしまうのは損です。
浮気調査を依頼しようと思ったら「100万円かかります。」と言われた。
初めて依頼をする人で、料金の相談をしたら、かなりの高額料金を見積りで出されたという人もいるようです。
安すぎるのも怖いですが、あまりにも料金が高すぎると感じるのもこわいですよね。内訳をよく確認しましょう。人数や調査時間は適正でしょうか?
着手金の返金があるのかを確認する
失敗した場合は本当に調査にかかった費用を返金されるかどうか、確認が必要です。また「成功報酬プラン」として、もしも調査が失敗した場合は料金がかかりません!、と広告を出している探偵社もありますが、成功目標はきっちり決定しておきましょう。
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