直木賞・芥川賞・本屋大賞以外にもいろいろあった文学賞
ニュースを見ていると直木・芥川賞発表や本屋大賞発表といったニュースは毎年見かけますね。
でも、その3つ以外にも日本には沢山の文学賞があるのは知ってましたか?
新人賞もあれば既刊作品が対象の賞、読者が投票してきめる賞などいろいろあります。
今回はいくつか紹介したいと思います。
ノーベル賞作家でもある川端康成の名を冠した文学賞。ちなみに、芥川賞選考の際、太宰治のことを「作者目下の生活に嫌な雲ありて、才能の素直に発せざる憾みがあつた」と言っている。
三島由紀夫の名を冠した文学賞。文学の前途を拓く新鋭の作品が大賞に贈られる。
過去には、本谷有希子さん、村田沙耶香さん、東浩紀さん、田中慎弥さんらが受賞。
ショートショートの神様とも呼ばれる星新一の名を冠した文学賞。AIの応募も受け付けている、たぶん唯一の文学賞。まだAIの受賞はありません。
今も関連作品がドラマ化される松本清張の名を冠した文学賞。横山秀夫さん、川越宗一さん、額賀澪さんなどが過去に受賞している。
日本SF作家クラブ主催のSF専門文学賞。読者がエントリー作品を推薦し、選考委員が大賞を決定。過去には森見登美彦さん、伊藤計劃さん、宮部みゆきさんのほか、大友克洋さんや庵野秀明さん、押井守さんなども受賞している。
江戸川乱歩の名を冠した文学賞。過去には西村京太郎さん、和久峻三さん、呉勝浩さん、池井戸潤さんなどが受賞。
吉川英治の名を冠した文学賞。五木寛之さん、井上ひさしさん、伊集院静さん、赤川次郎さんなどの受賞者がいる。
文学賞の総合データベースサイト。日本で行われてきた数々の文学賞に関する基礎的な資料をご紹介しています。|主な項目 小説全般(公募・非公募)、ミステリー、SF、歴史小説、時代小説、ノンフィクション...
公募新人賞や芥川・直木賞などといった非公募文学賞などの文学賞および受賞小説を紹介。地方・書店主催の文学賞から大手出版社主催の文学賞まで取り扱っています。
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