登録販売者として働くには、勤務先の都道府県で『販売従事登録』を行わなければなりません。また、正式な登録販売者になるには実務経験2年以上が必要で、その証明として『実務(業務)従事証明書』を提出しなければなりません。
登録販売者におすすめの職場はドラッグストア?その理由とは?
登録販売者になるにはどうすればいいのでしょうか?
今回は登録販売者におすすめの職場などもあわせてまとめてみました。
登録販売者の資格は、2009年に誕生した比較的新しい資格です。以前は資格取得に実務経験が必要でしたが、2015年4月からは受験資格が特になくなり、どんな人でも受けられる試験となりました。
登録販売者の試験は受験資格なしでどなたでも受けられます。しかし、実務経験なしで登録販売者の資格を取得した場合の注意点があります。資格取得後、登録販売者として一人で医薬品の販売業務を行えるようになるためには、2年の間(※)、薬剤師か店舗管理者・管理代行者の要件を満たした登録販売者の指導のもとで業務に携わらなくてはならないのです。
給料が良いことはもちろん、OTC医薬品の知識・スキルを磨きやすいのがドラッグストア。
登録販売者が店舗管理者になるには「実務経験2年」が必要です。実は、せっかく資格があっても、OTC医薬品以外の配属されて、実務経験にカウントしてもらえないこともあるんです…!薬の品揃えが多いドラッグストアなら、その心配も少ないでしょう。
お客様からすると視覚的に白衣を着ている人=信頼・安心できる人というイメージがつくのも当然で「薬のことは絶対、白衣の人にしか聞きたくない」という方も多くいます。信頼されているからこそ責任は伴いますが、同時に大きな“やり甲斐”を与えてくれる職業でもあります。
お客様との信頼関係も厚いものとなってきます。
お客様から後日「この前はありがとう! 君に相談したおかげで、あれから随分良くなったよ。」などという感謝の言葉がもらえるのも、登録販売者としての特権。さらに仕事に熱が入ること間違いありません。
職場の人間関係の問題は、登録販売者に限らず、どんな業界・職種でも多い退職理由のひとつです。大規模な店舗の場合はさまざまなタイプの人が働いていますし、逆に小規模な店舗の場合は人間関係が濃密になりがちで、1人でも性格的に合わない人がいると、それが大きな悩みの種となってしまいます。ま
販売業は基本的に立ち仕事が多く、品出しなどでは重い商品を運ぶことも少なくありません。予想以上に体力的にきついという理由で退職するケースも少なくありません。また、ドラッグストアでは多様な商品を販売しているため、せっかく登録販売者の資格を取得したのにレジ打ちやバックヤードの仕事ばかりで、医薬品の販売に携われないといった職場環境に不満を感じて退職する場合もあります。
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