心理カウンセラーのやりがいやおすすめの資格について

相談者の話を聞いて、対話により自分自身での解決に導く仕事が心理カウンセラーです。資格なしでもできる仕事ですが、仕事に役立つ資格がいくつかあります。ここでは、心理カウンセラーのやりがいや、仕事に役立つ資格をご紹介します。

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心理カウンセラーのやりがい

心理カウンセラーの仕事は、カウンセリングによって相談者と対話することです。
仕事をする上では、いくつかやりがいを見いだせます。

■悩んでいる人を助けられる

最初はとても暗い顔をしており、なかなか心を開いてくれなかったクライアントが、何度もカウンセリングを重ねるうちに徐々に明るい表情に変わり、元気になっていく姿を自分の目で見られた瞬間には「この仕事をしていてよかった」と心から感じられることでしょう。

■相談者の問題を解決する

心理的ダメージは大きく軽減します。人間の根幹に携わり、日々抱える悩みや精神の痛みを癒し、カウンセリングを受けた人の心を少しでも軽くし、問題を解決できた時が、一番のやりがいを感じる瞬間でしょう。

■相談してよかったと言ってくれるとき

話を聞いて一緒に問題を整理し、クライエント本人が納得する結論へ導くことができたとき「来てよかった」と明るい表情でクライエントは出ていきます。この仕事をやっていてよかったと思う瞬間です。

心理カウンセラーにおすすめの資格とは?

心理カウンセラーになるには資格は必須ではありませんが、資格を持っておくと就職で有利です。

■メンタル心理カウンセラー

日本能力開発推進協会 (JADP)が認定する、医療・福祉・教育・産業における様々な分野で必要なカウンセリング能力を備えていることを証明する資格。これを取得して開業する人もいるようです。

■メンタルケアカウンセラー

メンタルケア学術学会・一般財団法人生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団の3つの団体が認定する民間資格です。 たのまなの「メンタルケアカウンセラー講座」からも取得することができます。

■臨床心理士

日本臨床心理士資格認定協会が管理している民間資格で、大学はどこの学部・学科を出ても問われないが、指定の大学院・専門職大学院を卒業することで受験することができる。

■公認心理師

公認心理師は、相談者やその周囲の人に問題解決へ向けた援助を行い、心の健康に関する教育や情報提供を行います。
公認心理師は2018年12月に第1回公認心理師試験が行われたばかりなため、活躍する場所は未知の部分が多いですが、病院・学校・企業など、現在心理カウンセラーが必要とされている場での活躍が期待できます。

どんな場所で活躍できる?

心理カウンセラーは、多くの場所で活躍できます。

総合病院の精神科、心療内科、メンタルクリニックなどで働く心理カウンセラーです。
医師との連携を図りながら、患者さんに対して心理テストや心理面接などを行います。

学校や教育センターなどの教育機関では、スクールカウンセラーが活躍しています。スクールカウンセラーは、学校生活を送るうえで悩みを持っている児童や生徒をサポートしたり、育児で悩んでいる親の相談に乗ったりします。また、児童のサポートで心理的負担の大きい教職員のカウンセリングを行うこともあります。

企業内の相談室などに勤務し、そこで働く従業員の心身のメンタルケアをはかります。一般企業で働く心理カウンセラーの場合、取得している資格(臨床心理士か産業カウンセラー)によって、その仕事内容は多少異なります。

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