「テープ起こし」とは、録音された音声をテキスト(文字・文章)にする仕事です。ただし、「テープ起こし」と呼ばれているものの、テープに録音されている音声は極めて少なく、いまやICレコーダーなどのデジタル機器で録音された音声をテキスト化するケースがほとんどです。
テープ起こしの基礎知識とおすすめの業者について
翻訳原稿や副業に関する経験が少ない人にとって、テープ起こしという仕事はイメージしにくいかもしれません。
テープ起こしの基礎知識と、安心して依頼できるおすすめの業者についてまとめました。
簡単そうに見えるテープ起こしですが、音声も聞き取りやすいモノから聞き取りにくいモノまで、話者が一人の場合もあれば複数の場合もあります。また、その内容もスピーチ、インタビュー、打合せ、議事録、セミナー、裁判資料などまさに多種多様であり、日本語表記のさまざまなルールやテープ起こしのテクニックを知らなければ行えない專門技能です。
出典 「テープ起こし」基礎知識
テープ起こしを行う利点は情報をわかりやすくするだけにとどまりません。テキスト化されたデータの中からキーワードをピックアップしたり、話の内容ごとにカテゴライズしたりすることによって必要な情報だけを素早く得ることが可能になります。コンピューター上で文書化されたデータをキーワード検索にかけるなどすれば、そのキーワードに付随する情報が手に取るようにわかるのです。
初心者のレベルで一言一句を聞きもらすことなく、テープ起こしをするのは大変なことです。話者の癖や滑舌の良し悪しによって、文字にしやすいこともあれば何度聞き直しても聞き取れないこともあります。まずは全てを聞き取ることに集中するより、全体像を把握するよう努めましょう。
基本的なテープ起こしの流れを把握した後は、スピードアップするコツを学びましょう。効率的に文字起こしをおこなうためには、タイピングのスキルを上げることが重要です。パソコン入力のスピードが上がれば、短時間で作業を進めることができます。また、パソコンの単語登録機能を活用する方法も有効です。
文字起こしを仕事にしているプロにも十分な機能が揃っているのが本ツールです。ただし、議事録のような、ライトな使い方にも十分対応できますので、すべての文字起こしに対応できるツールとして、安心しておすすめできます。
Macで文字起こしをするなら、「CasualTranscriber」がおすすめです。特徴は、音声の再生だけでなく、文字入力機能も用意されていることです。文字入力用のウィンドウに入力したテキストは、標準でリッチテキスト形式(.rtf)となり、テキスト形式(.txt)やワード形式(.doc)でも保存できます。
法人は短い納期のものや機密性の高い案件、個人は納期にゆとりがあり機密性がそこまでない案件、クラウドソーシングは安く仕上げたい機密性の低い案件とそれぞれ向いている案件があります。
業者内部でスタッフのセキュリティー管理・守秘義務の徹底、ウィルス対策などをしっかり行っているかどうかなども判断基準の一つとして意識しておくといいでしょう。法人に依頼する場合は秘密保持契約(=NDA)のとりかわしが可能なので必要であれば依頼の際に業者に問い合わせをしておくことをお勧めします。
テープ起こし後に大事な校正には時間をかける、それが特徴です。どんなテープ起こしもダブルチェックと厳しい校正を行っているため、ミスなどがあれば校正の段階でしっかりと修正。整った高い品質の原稿を納品してくれます。
設立14年目を迎え、上場企業を含む一般企業、官公庁・地方自治体、法律事務所、病院、大学の研究者の方々など、あらゆる業種のお客さまから年間10,000件以上のご依頼をいただいております。
大学・研究所実施の講演会・シンポジウムや会議、インタビュー、また製薬企業主催のアドバイザリーボードやPMDA対面助言など、研究分野で質の高いテープ起こしを代行いたします。「研究用の素材として」「外部提出の報告書用として」など、目的に応じた仕様で文字に書き起こしますので、研究者の方々にも、文章作成や原稿確認の手間が削減できたと好評です。日本語、英語、ロシア語に対応します。
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