がん再発予防のためには、前述したように「バランスの良い食事摂取」が求められます。
また、体重が適正体重よりも多い場合には、運動だけでなく、食事の面からもカロリーコントロールをしっかり行い、体重を落としていくことが望ましいとされています。
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手術後、体のどこかに微小ながん細胞が残っているかもしれないので、それを想定して、全身的な治療である抗がん剤治療やホルモン療法などが主に行われます。
再発を予防するためには、体内の免疫力を高めることも必要になります。
免疫力を高める食生活はもちろん、免疫力を低くしてしまうストレスなどを上手に緩和していくことが必要になります。
癌の手術後などは、体力や食欲が戻っておりませんので、ご自身の体調に合わせたストレスの解消方法にチャレンジしてください。
原発癌の周りに検査では見つけられない微小な癌細胞が残っていた場合、徐々増殖し血管やリンパ管の流れに乗り、他の箇所へと運ばれてそこで増殖する事で再発・転移が起こります。
大腸がんと診断がついた時点ですでに肝転移を認める患者さんは約10%以上です。また乳がんの手術後、肺や骨に転移が出てくるケースも珍しくありません。こうした遠隔転移での再発が最も多いのです。
緩和ケアは、痛みの治療などの医学的な範囲にとどまらず、患者さんの体や心のつらさを和らげ、生活やその人らしさを考えることからアプローチを始める、全人的な治療・ケアです。
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