美大受験においては、一言でいえば「受かる絵をみることができる」に尽きます。
早い段階で合格レベルの絵を見ておけば、受験までに目指すべき完成レベルを頭の中にしっかりと持つことが可能になります。これは非常に重要で、言うなれば美大合格までの地図を手に入れたのを同じなのです。
おすすめの美術予備校や選び方について
美大を目指すには、学科での知識のみならず、実技の方も磨かないとなりません。高い画力を実技では求められるので、実技対策には美術予備校に通う方が多いです。おすすめの美術予備校をいくつかご紹介します。
美術予備校や画塾では完成した作品を1箇所に集めて先生が講評(アドバイス)を行なっていきます。このとき、よく描けている作品が先生に選ばれ、真ん中に移動されます。真ん中のよく描けている作品から順に講評を受けられるのです。
周囲の人は同じ年代の人と仲良くなり、お互いに友達やライバルとして励みになります。浪人生も多いので、絵の参考になります。
また、作品の講評は一覧に並べて順位をつけて行うので、たくさんいたほうが自分がそのたくさんの中の、どのぐらいの順位という位置かが客観的に分かるのがいいところだと思います。
美大予備校にもその予備校ごとに作品の感じが全然違います。
ほとんどの美大予備校は、その予備校のHPに参考作品を載せていますので、そこからチェックしてみてください。
自分が描きたいような感じの作品が多いのか、色遣いはどんな感じなのか。
予備校によって参考作品の印象とかは全然違うので、自分が好きな感じかどうかはすぐに分かると思います。
美術と言っても、さまざまなジャンルがあります。油絵、日本画、彫刻、自分の学びたい授業内容を行っている美術予備校を選ばないといけません。例えば、日本画を目指している人が彫刻や油絵を専門にしている授業内容の予備校に通っても重要なことは学べないのです。
美大・芸大受験にはお金がかかるといわれています。上位の大学を目指すほど浪人率が高くなり、浪人した場合予備校の授業料がかさむからです。授業料は大きな予備校になるほど高くなる傾向にあります。個人経営の画塾は比較的料金が低く設定されています。
2019年度の美大入試において、湘南美術学院はこの難関学科の両方で全国1位の合格数をマーク。日本画専攻の募集人員25人に対して、湘南美術学院からの合格者は半数近い10名でした。油画専攻では3名の現役生が合格を果たしています。ショナビが日本画専攻の合格者数で全国1位に輝いたのは、2019年度が初めてのこと。油画・日本画での実績を積み重ねている、日本で特に勢いのある美術予備校です。
千葉美術予備校は、東京芸術大学美術学部や、美術大学ならびに実技試験が課せられる入試対策のための、美術専門予備校です。
受験のための実践的なカリキュラムだけでなく、 美大進学を検討中の方々の疑問にお応えする取組みも行っております。
柏美術学院は、美術予備校としてデザイン・工芸をはじめとする芸大・美大の受験対策をサポートしています。
大学にはオリジナルの特性があり、学部や専攻によって実技試験の内容も異なりますので、生徒の皆様が志望する大学・専門学校の入試傾向に合わせたきめ細やかな個別指導を提供し、目標を達成できるようお手伝いいたします。
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