中絶をしたくて妊娠をする女性は誰もいません。
様々な理由で仕方なく中絶手術を受ける女性をたくさんみてきましたが、不安な気持ちで、悩んだ末に手術を決断される方がほとんどです。
さらに、手術を受けるかどうかについても、周囲に相談しにくく、決断できないまま、日にちだけが経過していく事も珍しくありません。それに加えて、中絶の手術が受けられる週数には期限がある為、不安が増す一方です。
中絶手術で女医を希望することは可能
中絶手術を受ける精神的な負担の一つに、男性医師による診察や手術を受けたくないというものがあります。そこで、中絶手術を女医が行える病院を集めました。
手術を受けるか悩まれている方、色んな不安を抱えている方も、一人で悩まずにご相談にいらして下さい。医師である前に一人の女性として、お話しをお伺いさせて頂きます。
2017年に日本では年間16万4621件(1日あたり約450件)の中絶が報告されました。そのうち10代の中絶は約1割です。日本の16~49歳の女性のうち約4~6人に1人は中絶の経験があり、約3割は中絶を複数回反復し、約3割は初めての中絶を10代で経験しているといわれています。
①問診票を書く
受診理由:「分娩希望」「中絶希望」の欄に○をつけるものや、自分で書くものもあります。「妊娠した」「産むか悩んでいる」「中絶したい」など可能な範囲で書いてください。
問診やお話、診察、検査などによって最適な手術方法、手術日などが決まります。同意書(母体保護法で同意書の提出が義務付けられています。)をお渡しいたしますので手術当日までに記入し、お持ちください。
処置が必要な方は、必ず同意書(パートナーの署名、未成年の場合は保護者の署名も必要です)と手術費用が必要です。
これが無いと処置が出来ず、中絶もキャンセルになる事があります。
まずは、頚管拡張処置を行い、子宮口を広げます。
手術の前日から手術当日の朝にかけて、食事制限があります。必ず、医師の指示に従っていただきますよう、ご協力をお願いいたします。
シャワーや入浴、水泳、運動、性行為は絶対しないでください。
薬を処方いたしますので、服用して下さい。
翌日は、時間に遅れないように来院してください。
その後手術台に上がってから静脈麻酔を行います。人により麻酔の効きやすさが異なりますのでお酒の強い方は手術前に申し出てください。数種類の麻酔薬を組み合わせ一番良い状態にし、麻酔が十分に効いてから手術を開始いたします。緑内障、喘息のある方は必ず申し出てください。
手術時間は約2~3分です。麻酔が覚めるまで1~3時間かかりますのでお迎えのかたはそれをめどにしていらっしゃってください。
術後は抗生物質と子宮収縮剤を処方いたしますのできちんとお飲みください。
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