この科目では中小企業に関連する法律について学ぶのですが、とかく「覚えにくい」「覚えたつもりなのに問題が出来ない」という悩みをよく聞きます。
まず、「覚えにくい」とはどういうことでしょうか。
確かに、経営法務では条文を学ぶにあたって法律用語に触れなくてはならず、日常生活で聞き慣れない言葉に四苦八苦するのも無理はありません。
テキストベースの勉強では多量の文章に目を通さなくてはならず、混乱によって暗記効率が落ちていくのは当然のことと言えます。
一方後者の場合は、そもそも「覚えたつもり」が間違いで、本当は覚えきれていないということが多いです。
しかし本当に覚えているという場合には、こちらも出題における法律用語が苦戦の原因になっているかもしれません。
つまるところ、経営法務を苦手科目にさせる大きな原因は、法律用語に惑わされているということになります。