看護師になるには、国家資格である「看護師資格」が必要です。看護師資格を取得するには、文部科学大臣指定の学校もしくは厚生労働大臣指定の看護師養成所を卒業し、看護師国家試験に合格しなくてはなりません。
シェアする
受験資格は、大学や3年制短大の看護系学科、または病院や大学の医学部に付属する3年制看護学校などを卒業すると得られる。なお、大学や4年制専門学校の中には、看護師と保健師・助産師のカリキュラムを統合して学べるところもあり、卒業時に保健師・助産師の国家試験受験資格も得ることができる。
看護師には正看護師と准看護師、2種類の資格があります。
正看護師と准看護師では単位取得に必要な履修時間が異なることもあり、准看護師の方が正看護師よりも資格取得にかかる必要期間は短くなります。
毎年2月中頃に看護師国家試験は実施されています。
試験は「必修問題」「一般問題」「状況設定問題」の3種類に分かれています。
自分の関わりによって、患者様やご入居者の病状が回復し、安定した生活に向かわれるのを間近で見られるのは、看護職の大きなやりがいです。
「看護師を辞めたい」と考える理由として、「人員不足で仕事がきつい」と回答している看護師が44.2%と最多となりました。日勤、準夜勤、深夜勤と、日によって勤務時間が変わるため、生活のリズムが乱れやすい看護師。加えて人手不足ともなれば、長時間労働により精神的・肉体的に疲れてしまい、看護師を辞めてしまうというケースが多いようです。
- 1
- 2