公立の通信制高校では、世帯収入次第で3年間通っても10万円ほどで卒業することができます。私立の通信制高校も、学べる内容やカウンセラーの有無によりますが、年間10万円~70万円程度で、公立より手厚いサポートを受けつつ卒業を目指せます。
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通信制高校は、単位制を採用しているため、1年間で学習すべき量が決まっていません。1年間でどれだけ学習をするのかは、生徒に任されています。通信制高校は、次の卒業要件を満たせば、卒業することができます。
通信制高校には、いじめや不登校など、多様な人が通っています。
そのため、生徒やその親の相談を受けられるカウンセラーがいたり、インターネットを使ってレポートを提出できたりと、定時制や全日制に比べ学ぶ人を柔軟に支える仕組みが整っています。
自宅学習をする必要はありますが、それでも自分の自由になる時間をたくさん持てます。そのため、通信制高校は、成人して仕事に就いている人でも学習を続けることができるのです。
授業は自由に選べて、小・中学校の基礎から学習をサポート。生徒が自主的に通いたくなる理由がある学校だからこそ、週5日の通学を目標にしています。
通信制高校での学習の基本は、“自学自習”です。学校に縛られない代わりに、自分で時間を作って勉強しなくてはなりません。一人で教科書や参考書を広げ、レポート課題に取り組むことになりますが、ちょっとわからないところがあると先に進めなくなってしまう、という話をよく聞きます。
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