借金問題を解決する方法「債務整理」は何が起こる?

借金に悩む方へ債務整理という手段があるのはご存知ですか?
デメリットもありますが、借金を減らす目途を建てることが出来たり、大幅に借金を減らすことが出来たりします。

弁護士事務所の公開している情報を中心にまとめました。

FC2USER703503HER さん

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債務整理ってなに?

債務整理とは、借金がかさんで返済ができなくなった方を救済するための手続きです。

借金の額も無制限ですし、収入制限もないので無職無収入でもできます。さらに未成年や高齢者、前科がある人や専業主婦、生活保護受給者でも債務整理をすることができます。要はどのような方であっても、借金に苦しんでいるなら債務整理によって解決することができるということです。

自己破産とは?

破産とは、債務者が多額の借金などにより経済的に破綻してしまい、自分のもっている資産では全ての債権者に対して完全に弁済することができなくなった場合に、最低限の生活用品などを除いた全ての財産を換価して、全債権者にその債権額に応じて公平に弁済することを目的とする裁判上の手続きのことをいいます。

破産の申立ては債権者からもできますが、債務者自らが申し立てる破産を自己破産といいます。

個人再生とは?

個人再生とは、裁判所を通して借金を大幅に減額し、3年~5年で分割支払いができる借金救済制度です。元々の借金は5分の1になり、残りの借金は免除されますので、借金の返済が大きく進みます。

借金に困ってどうしようもなくなったら自己破産しかないというイメージを持っている人もいますが、借金問題を解決するには任意整理や個人再生という手段もあります。

自己破産を行うことで財産がなくなるというデメリットがありますが、個人再生の場合には財産を残したまま借金を大幅に圧縮することができます。

任意整理とは?

任意整理とは、裁判所を介さずに、貸金業者などと借金額や返済方法について交渉し、返済を軽くする手続きです。

実は任意整理は借金の元金を減らすわけではありません。
手続き後もかかる利息や手数料をカット・軽減することで、返済総額を減らす手続きです。

債務整理のデメリットとは?

債務整理は金融事故として扱われますので信用情報機関に一定期間登録されてしまいます、これがブラックリストに掲載されるということです。

債務整理の方法によって登録されてる期間に違いがあったり、信用情報機関によっても登録機関の違いがあるので、一概に何年経過したら登録が消去されるかは言えませんが、概ね、5~10年はブラックリストに掲載されてしまいます。

ブラックリストに掲載されると、金融機関での借入や、クレジットカードの作成などができなくなります。

債務整理すべきと言われるタイミング

債務整理をする9つのポイント

①借金を借金返済のためにしている
②借金が月収の3分の1以上である
③過払い金請求したものの、大幅な減額早期和解を強引に勧められた
④借金の元金が減らず、利息分しか支払えていない
⑤仕事を続けられない
⑥借金返済が苦しくなって1年以上
⑦結婚を考えるようになった
⑧借金と返済をずっと繰り返している
⑨借金を完済した

債務整理をした人の声

まず消費者金融からの督促が止まりました。これは本当に安心しました。
その後、手続きは全て弁護士の先生がやってくれました。
支払い回数は大幅に減り、元金も減り、利息は全部カットされました。このおかげで、月々の返済額が大幅に減り、本当に本当に助かりました。
そこから1年半くらいで全ての借金を返済することができ、今では借金とは無縁の生活をしています。

借金問題を解決する方法「債務整理」は何が起こる?のまとめ

債務整理は借金問題を解決する方法として有効な手段です。
任意整理は利息のカット、個人再生は借金の大幅な減額ができます。ただ、借金が完全になくなるわけではないため、借金の返済をしていく必要があります。
自己破産は借金をなくすことができます。
それぞれに条件やメリットデメリットがありますので違いを理解しておきましょう。
借金問題はただ待っているだけでは解決しない場合も多いです。専門家に相談し解決に進むことが新しい生活への一歩となります。

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