レンガの家のメリットや注意点について

おしゃれな雰囲気を持つレンガの家は、近年人気が高くなっています。
今回はレンガの家のメリットや注意点についてまとめました。

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■レンガの家の基礎知識

こちらでは、レンガの家の基礎知識について見ていきましょう。

耐震性が高い

耐震性も東京大学地震研究所での実験により証明されています。最近では、在来軸組工法でも研究が進み、強固な構造体が可能となり、レンガ積み住宅に対応できるようになりました。

断熱性が高い

建物の壁の中を乾燥させ、建物の耐久性を高める「外壁通気工法」と組み合わせることでより高い断熱性を実現しています。

長く住むことができる

100年住むことができるレンガの家はハウスメーカーの住宅に比べ3倍長く住むことができます。

予算を抑えることもできる

実際、普通の予算で普通に建っているレンガの地域があちこちに生まれています。
レンガの家が1棟建つと周りに広がっていくのです。
その地域は、高級住宅地など特別な地域ではなく、一般的な地域なのです。

このように、さまざまな特徴があります。

■レンガの家のメリット

こちらでは、レンガの家のメリットについて見ていきましょう。

メンテナンスフリー

積みレンガの家には一度建ててしまえば、その後の外壁の塗り直しが必要なく、メンテナンスフリーであるというのが大きな特徴。他の工法に比べると、割高な建設費用や工期の長さ、対応している業者が限られるといった難点がありますが、それらを差し引いてもランニングコストがかからないというメリットがあります。レンガで家を建てる際には積みレンガで依頼しましょう。

ランニングコストがかからない

外壁のメンテナンスが必要なコンクリートの家、タイル張りの家などに比べ、ランニングコストがほとんどかからないことを知り、レンガの家を検討されている方も少なくないのではないでしょうか。

レンガの内部に無数の小さな気泡が存在するからです。レンガそのものが多少ながらも断熱効果を持っていることも理解できます。ですが、レンガの実力は「耐熱性能と蓄熱性能」。イメージとしては、コンクリートの家に近いものと理解するとよいでしょう。

このように、さまざまなメリットがあります。

■レンガの家の注意点

こちらでは、レンガの家の注意点について見ていきましょう。

リフォームが難しい

一部補修をしようにも、モルタルによって固められていて、部分的な除去も難しい傾向にあります。
すべてはがして修復する場合にも、しっかりと下地に密着しているので、はがしにくくなります。
とくに湿式工法では、モルタルと下地がくっついているので、リフォームは困難を極めます。

対応業者や職人が少ない

住宅の外壁工事では、サイディングボードを使うのが一般的です。
レンガ造りの外壁は、施工難度が高く、漆喰のぬりかべを施工するのと比べても、劣らないくらい施工が難しいものです。
そのため、施工できる業者も限られますし、当然、職人の数も少ないです。

蓄熱性による弊害

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