遺品整理とは「思い出に優先順位をつけて不要なものを処分すること」と考えて、必要なものだけを残すようにしましょう。残すものの基準を作って処分を進めていくと作業がはかどり、品物と一緒に気持ちの整理もついてくるものです。
貴重品といわれる主なものは、次のとおりです。
・銀行の通帳
・クレジットカードやキャッシュカード
・印鑑
・健康保険証
・マイナンバーカード
・パスポート
・年金手帳
・公共料金等の請求書や領収書
・有価証券
・契約書類
・不動産などの権利関係書類
・価値の高い物(貴金属や宝石、美術品など)
など
これらの貴重品を整理するには、法的な手続きが必要です
遺品整理で重要な事は、誰がやるのかや遺品の取り扱いなどを遺族の方としっかりと話し合うという事です。
後で口を出されるなどトラブルの原因にも繋がりますので、事前にしっかりと話し合っておきましょう。
また、話し合いには、自分達で行うのか、それともプロの専門業者に依頼するのかなども決めておくようにしましょう。
必要な書類か不要な書類かを見分けたりすることに、想像以上に時間がかかってしまうことが多くあります。少しずつ終わらせるにしても、毎週末を実家の片付けだけに費やすことは徐々に精神的にストレスになってしまうこともあります。
経験豊富なプロに頼むことで、頼る人ができ、話す人ができることから、寂しさが薄れることでしょう。また、「これだけの荷物を片づけられるのだろうか」「大きい家具を運べるのだろうか」という不安がなくなり、ストレスの軽減にもつながります。
引き取る予定のない遺品は処分するのも大変ですが、プロの遺品整理会社の中には、そういった遺品を買い取ってもらう事ができる所もあります。
買取ってもらったお金で遺品回収の費用にあてたり、お墓に持参する花代などにすることもできます。
様々な諸事情により、日中での作業を避けたい方や、近隣住人に知られたくない方など、依頼者側の状況を考慮し秘密厳守を前提に、夜間での作業対応など、状況に合わせて臨機応変に対応してくれます。
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