自然素材の家のメリットと言えば、なんといっても、
気持ちがいいということでしょう~
自然素材の塗り壁は、調湿性があるので、
湿気の多い日は、自然素材の壁が、
余分な湿気を吸収してくれて、室内がカラッとする。
また、室内が乾燥している時は、自然素材の壁が
蓄えてくれている湿気を吐き出して、
室内に潤いを与えてくれる。
だから自然素材の家は、気持ちがいいのだと思います。
自然素材の家が注目されている理由について
家族の生活を守る家は、頑丈で安心感のある素材である方がいいと考える人も多いでしょう。
ですが近年は、自然素材の家も広く注目を集めています。
褒めてもらいたいから、自然素材の家を建てる人は、
多くないと思います。
しかし、自然素材の家を建てると、
結果として、褒められるという人は多い。
自然素材は、新建材などと比べて高価なものと思われがちです。しかし、国産材の値段は下がり続けていて、
今までのように、ただ単に「高い」というイメージはありません。むしろ、
世代を超えて長く住み続けることができるため、値段以上のメリットを感じることができるはずです。
漆喰(しっくい)は、CO2を吸収するはたらきや、カビや細菌の発生・増殖を抑える効果、
ホルムアルデヒドを分解する力を備えています。このほかにも、ビニールのクロスのかわりに、
和紙や麻、絹などを壁材として利用する人も増えています。
例えば無垢の木は、衝撃を吸収する力に優れているため、よく転んで手足をぶつけてしまう育ち盛りの子どもがいる家庭では、床をタイルや石材にするより、木を用いたほうが安心。ほかにも、反響音を吸収して快適な音環境をつくるなどの特性もあります。
無垢材にもさまざまな樹種があり、それぞれに特性があるので、用いる場所やバランスにも気を配って、見た目にも美しく快適な空間をつくりたいものです。
接着剤が使用されていたり、コーディングされたりしていると、木材本来の香りを感じにくいですが、無垢材では、木が持っている本来の香りを感じられます。
フローリング塗装も柿渋や植物性オイルで行い、屋根も天然石でできているような住宅もあります。
このように自然素材で作られた家は、住居者にとって無害であり健康的に暮らせることがまずひとつのメリットです。
合板などの化学建材はメンテナンスを自然素材ほどは必要としませんが、例えばビニルクロスは呼吸をしないために、黒カビが発生しやすいというデメリットもあるでしょう。
沖縄の海で採取された、不純物のない珊瑚礁を原材料とした塗り壁材です。多孔質で調湿・消臭効果にすぐれ、ホルムアルデヒドを吸着して綺麗な空気を放出します。マイナスイオン効果も注目ポイントです。
99%ミネラル成分の粘土と天然白色珪藻土でつくられた塗り壁材です。高い抗菌性で食中毒菌の繁殖も防止できるため、食べ物を扱う場所にも最適。生活臭の消臭効果や調湿効果にもすぐれています。
自然素材の最大のメリットは、その温かみのある風合いでしょう。天然木はもとより、漆喰や珪藻土もまた、人工的な工業用素材に比べ、深みのある温かい風合いが感じられます。
自然の素材が持つ癒し効果を求めて住まいに取り入れる方も多いのではないでしょうか。特に、無垢材が持つ木の香りは、日々の精神的な疲れをまさに癒してくれるものです。
無垢材などの木材は、断熱性や保温性にも優れています。もちろん家全体として、この性質を活かす気密性や断熱性を考える必要がありますが、そのために木材は大きな役割を果たしてくれます。
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