海外決済は、海外のクレジットカード会社と契約している決済代行会社による決済です。海外決済では、決済情報が海外の金融機関を経由して処理されます。このため、お客様のカード決済明細書には、海外の金融機関名が掲載されます。
国内決済とは、国内のクレジットカード会社と契約している決済代行会社による決済です。国内決済の場合、クレジットカード決済の情報は、国内の金融機関を経由してクレジットカード会社に届き処理されることになります。
審査の時点で自社サイトが存在しており、きちんと作られているかという点は審査対象になると言われています。
申請をする事業以外に、申請者にこれまでの経営実績があるか?という点も、審査通過における重要なポイントです。
海外決済のメリットは、国内のクレジットカード会社のように、法律に縛られていないという点にあります。審査基準も柔軟で、国内決済の審査では落とされてしまうような事業者でも、契約できる可能性があります。
とりわけ目覚ましいのが中国を含めたアジア地域。中国、台湾、香港、タイ、マレーシア、韓国、シンガポールを含んだアジア地域のEC市場伸び率は年39.2%と他地域と比べても飛躍的に伸びており、2016年には現在世界第一位の規模を誇るアメリカを追い越す見込みです。
訪日外国人の増加が話題となるなど、海外から日本への注目度が高まっており、Made in Japan商品の越境EC購入増が期待されています。
海外取引における代金決済は、距離的な問題もあるためトラブルが発生した際には回収が困難になってしまいます。このため、海外ビジネスを行う際には交渉段階から相手先の信用状態を知ることを意識し、代金決済でのリスクを軽減することに留意することが必要です。
決済代行業者を使っての海外決済はまだトラブルも多く消費者庁が注意を呼び掛けているなど、導入時には安全性(追跡方法の確保など)に留意することが必要です。
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