セントラル浄水器は、その水道メーターの内側すぐに設置するタイプの浄水器です。 キッチンやシャワーの”出口”に取り付ける部分浄水とは異なり、大元に取り付けることにより、その名の通りあなたの家やマンション、施設内の全ての水道水を浄水することができます。 「元付浄水器」「元栓直結型浄水器」など他の呼び名もありますが、多くは同じものを指しています。
セントラル浄水器の特徴やメリット・デメリットについて
近年注目されているものが「セントラル浄水器」です。
今回は、セントラル浄水器の特徴だけではなくメリットやデメリットもまとめてみました。
セントラル浄水器は、普通の簡易的な浄水器とは異なり、量販店などでは購入できませんが、浄水できる範囲や浄水量は市販のものと全く異なります。
セントラル浄水器とは、1台で家中の水道水から、嫌なニオイや刺激の元となる残留塩素を取り除き、
まるで"天然水"のような美味しい浄水に磨き上げることができる浄水器です。
セントラルは「一極集中の」という意味をもち、水道配管の元に浄水器を設置することで、
飲み水はもちろん、料理水・お風呂・洗顔・赤ちゃんのミルク・ペットの飲み水にいたるまで
暮らしで必要となるすべての水を安心な浄水にします。
塩素が含まれている水道水で緑黄色野菜を洗うと、ビタミンCの30%が破壊されてしまいますが、浄水器を通した水なら栄養を損失せず、野菜の栄養を100%摂取できます。
自宅でおいしい浄水がつくれるので、重いミネラルウォーターの買い出しや、面倒なボトルウォーターの注文は必要ありません。浄水の流量は毎分20リットル以上。お米を研いだり、野菜を洗ったり、浴槽にもたっぷりと浄水のお湯を。もちろん、お洗濯にも。余裕の浄水量で家事が手早くスムーズに進みます。
自宅で浄水をつくるので、保存や運搬にかかる環境負担を軽くします。きれいな浄水は少量の洗剤やシャンプーでも良く泡立ち、すすぎの水が少なくて済むため、河川の水質保全に役立ちます。環境のことを考えながら、毎日の暮らしは快適に。無理せず我慢せず、楽しみながらエコロジーに貢献できます。
浄水した水は塩素等の殺菌剤が残留していない為、味も良くニオイもありません。しかし、天然水と同様、腐敗も早くなる事になります。浄水した水が出来るだけ腐敗しないように、フィルターの材料にも工夫はされていますが、やはり水道水に比べ腐敗は早くなってしまいます。
浄水器ですので、定期的なフィルター交換が必要になります。一般的な浄水器は台所に設置されている場合が多く、お客様自身でフィルターの交換ができる事が多いですが、セントラル浄水器の場合は、屋外の設置である事や、水道管に接続されている事で、専門の業者でないと交換ができません。一見面倒に感じますが、フィルター交換と本体や水道管の点検も兼ねますので、より安心してご使用いただけます。
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