ドラマは長編。映画なら話題性だけでもとにかくヒットはできました。ただ有名俳優だけではヒットできないことはもうわかっている。ドラマの内容とキャストやスタッフがよくかみあっているのか？

ヒット作には共通点があると言われる。ヒットメーカーはそれぞれ自分の考え方を持っています。「時代の空気」「革新的なプロット」「見たこともないような映像世界」冬ソナが日本で受けだしたのは、日本のドラマ制作現場の変化だという説もあります。懐かしさ。日本ではトレンディドラマが主流で、昭和時代を思わせるようなドラマが減っていたこともありました。

冬ソナの内容、これは他の「韓流」という正体不明の番組内容と同じです。ふるさ、懐かしさ。それが視聴者の心をとらえることもあるというわけです。たしかに俳優たちは人気でした。ただその後のドラマ作りでは、昭和時代の番組制作のようなものが「韓流」という日本（だけが）つけた内容に固執しているといえます。