パーソナルトレーナーになるための公的な資格はありませんが、民間の資格はいくつかあります。保有していると採用の際に有利になったり、クライアントを獲得するうえでアピールにもなるため、取得する人が多いようです。
パーソナルトレーナーに必要な資格とは?
近年、CMなどでもパーソナルトレーニングジムを見かけます。
身体を鍛える人にとってマンツーマン指導をしてくれるパーソナルトレーニングは、まさに理想と言ってもいいでしょう。
今回は、パーソナルトレーナーに必要な資格などについてまとめてみました。
資格がなくてもパーソナルトレーナーとして仕事をすることはできますが、トレーニングに関する知識やスキルは不可欠です。そのため、体育大学やスポーツ関連の専門学校などに入学して、運動生理学や機能解剖学、トレーニング科学、栄養学、スポーツ心理学などを学ぶ人が多いです。各民間資格の取得をサポートする学校もあり、在学中に資格を取得することも可能です。
パーソナルトレーナーへの道はひとつではありませんが、大学や専門学校でスポーツやトレーニングについて学ぶのが、最も一般的な方法といえるかもしれません。
パーソナルトレーナー関連の資格としては、「NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)」が認定する国際資格や、「JATI(日本トレーニング指導者協会)」の資格が有名です。
NESTA-PFTはアメリカや日本をはじめ、世界20カ国で資格保持者が活躍しているフィットネス、ウェルネス業界では国際的に認知されている資格です。
NSCA-CPTもアメリカや日本をはじめ、世界中に認定トレーナーがいる業界でも特にメジャーな資格です。NSCA-CPTを取得しているトレーナーは多くいます。
JATI-ATIとは日本トレーニング指導者協会(JATI)がトレーニング指導者として科学的根拠に基づく適切な運動プログラムの作成と指導ができる専門家であることを認定する資格のことで、NESTA-PFT、NSCA-CPTと共にパーソナルトレーナーの三大資格の1つとなっています。
パーソナルトレーナーになる為の必須資格は、現在日本には存在しません。つまり、現状は名乗ってしまえば誰でもなれるのです。その為、毎年1000人以上新しくパーソナルトレーナーが誕生していると言われています。しかし『なれる』ことと『生計を立てられる』ことは別で、離職率も低くはない業界であると言えます。
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