いくら利回りが良い物件を購入できたとしても、入居者がいなければ家賃収入は入ってきません。つまり、空室になってしまえばその利回りも「絵に描いたもち」になってしまいます。投資のパフォーマンスを最大限に高めるために、空室期間をいかに短縮するかが重要な課題です。
マンション投資で失敗しないためには?
マンション投資は初心者におすすめされていますが、リスクゼロではありません。
こちらでは、マンション投資で失敗しないためのポイントについてまとめました。
借金返済のための原資を入居者からの家賃収入に頼っている結果、その家賃収入が空室や滞納で入ってこなくなると、返済が滞り不動産投資が行き詰まってしまうのです。
マンション投資は収益を上げるための手段ですから、できるかぎり主観的な要素を取り払わなければいけません。好立地のデザイナーズマンションが収益上がりそう。とみなさんイメージできるかもしれませんが、そこに客観的な情報を乗せてこそです。
ワンルームマンション投資だけではなく不動産投資は長期の投資、キャッシュフローを効かせてローンの繰上げ返済しながら資産を増やすというプランが一般的であります。
売却時にある程度の売却損がでてしまう現実を覆い隠すように、中古のワンルーム投資の世界では、「持ち続けるということ」が合言葉になっています。たとえばネット利回り5%で回っているのであれば、20年で元本を回収し、それ以降が安定収入になるというプランが提案されることもあります。
シミュレーションの項目でもお伝えしたとおり、不動産投資は事業ですので、事業上のリスクをしっかりと把握して、対処を講じておく必要があります。
地震による建物倒壊は、不動産投資においては最も避けたいリスクです。地震で倒壊しない建物の基準として、1981年6月1日に適用された新耐震基準の建物は、大地震の際にもほとんど倒壊しないと言われていますので、1981年6月1日以降の竣工された建物を選ぶと良いでしょう。
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