家族信託をしていて良かったこととは?

家族信託をご存知でしょうか。良く知らないという方もいれば、何となく知っているという方まで様々なかと思いますが、どのようなものなのかや、実際に行うことで良かったことなどについてチェックしてみました。

FC2USER730944XIL さん

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■家族信託のポイント

家族信託のポイントについてチェックしてみました。

「家族信託」とは、一言でいうと『財産管理の一手法』です。

家族信託(かぞくしんたく)とは、遺産を持つ方が自分の老後や介護等に必要な資金の管理・給付を行う際、保有する不動産や預貯金などを信頼できる家族に託し、管理・処分を任せる家族の為の財産管理のことです。

家族信託で本人(老親など)の体調・判断能力に左右されない財産の管理処分が実現できる!

高齢化社会もあり、注目されるようになりました。

専門家や対応可能な金融機関が少ないことです。他には、財産を託す相手がいない人には敬遠されてしまうかもしれません。

一方でこのような点は覚えておいた方がよいでしょう。

■認知症になった場合の財産について

認知症になった場合の財産はどうなるのでしょうか。

親が認知症になった場合の財産管理 身内でも勝手に財産を使うことは犯罪です

しかし、たとえ本人(親)のためであっても家族が勝手に不動産を売ることはできない。

認知症などにより本人の意思判断能力が低下することで、財産が凍結されてしまう恐れがあります。そうなると、認知症になった親の代わりに子どもが銀行から財産を引き出すことができず、財産の管理や処分が一切できなくなってしまうのです。

家族であってもできないことがあります。

■家族信託をしていて良かったこと

家族信託をしていて良かったことについてもチェックしてみました。

Aさんの実家の持ち分を信託財産に含め、委託者を弟に指定したので、この先、Aさんの認知症が進んだとしても、不動産売却は弟一人で完了することができます。

自分が認知症等の状態になる前から財産管理を任せる状況をスタートさせることができますし、財産の管理処分については信託契約であらかじめ定めておくことができますから、柔軟な資産運用にも対応することが可能となります。

このような点は大きいのではないでしょうか。

■財産を守るためにも家族信託を検討しておこう

財産を守るという観点からも家族信託を検討してみてはいかがでしょうか。

親の体調に左右されず、財産の管理処分・相続対策が進められる

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